gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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JR東日本を提訴 - 猫を償うに猫をもってせよ

マナーと節度を守った喫煙者は、その権利を保護されるべきだと思う。
けれど、他者の権利や健康を侵害してまで公共の場で吸いたがる自己中な喫煙者は、喫煙・非喫煙者を問わず迷惑なんだと、何故気が付かないのだろう。
自分の部屋や、車の中といった個人的空間ならばともかく、子供や非喫煙者も多い公共の場で喫煙権を保護する為には、わざわざ喫煙スペースや設備を整える必要があり、その費用は全員が負担する事になる。
JRは、喫煙者の不満と、非喫煙者の快適を天秤にかけて、後者の理が大きいと判断したに過ぎない。
他人に多大な迷惑を掛けて、幸せになるのは少数の喫煙者のみ*1、という不公平については全く意識されないのが、喫煙権を声高に主張する人たちの特徴で、この人はその典型ですね。
しかし、知識と知性が正比例しないという類例でもあるんだな。この人。
こういう人が増えると「いっそタバコを全面的に禁止しろ」という意見も大きくなるんで、非喫煙者としてはありがたいんだけど。
タバコの税収に関しては、火災が一割以上減少するからインフラ維持費も下がるし、保険料も下がる。喫煙被害の医療費が減るんで医療保険負担も減る。長期的にはプラスに転じるのは確実だし。
いっそ補填に、パチンコ税を導入すれば、税収は黒字になる。
参考:喫煙 - Wikipedia

喫煙と貧困
喫煙は、世界の貧困問題と不可分である。世界的に、学歴が低く、低所得、失業中などの人において喫煙率が高いことが多数の統計的研究によって裏付けられている[17]。複数の研究によると、貧しい国の中には家計の約10%が喫煙のために費やされていることもある。そのため、少ない所得から食費・健康管理費・教育費などがさらに削られ、栄養不良・医療費増大・早死・識字率低下をもたらし、社会階層の固定化に寄与している(WHOによる)。

まあ、一種のドラッグだから、当然なんだけど。

*1:喫煙の害があるから、本当は喫煙者も不幸になっている。真の意味で幸せなのはタバコ販売者くらいか