gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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痛いニュース(ノ∀`) : 愛知立てこもり事件で、警官救出時に特殊部隊SAT隊員(23)撃たれ死亡 - ライブドアブログ

負傷した警察官を救出する捜査員=愛知県長久手町で17日午後9時23分、大竹禎之撮影 17日午後3時45分ごろ、愛知県長久手町長配2、元暴力団組員、大林久人容疑者(50)方から「父親(同容疑者)が拳銃を持って暴れている」と110番通報があった。大林容疑者は駆け付けた警察官に発砲、警察官は玄関前に倒れ約5時間後に救出されたが、近くで警戒していた機動隊員が撃たれ、死亡した。大林容疑者は長男と次女にも発砲。妻とみられる女性を人質にして自宅に立てこもり、捜査員が周辺を包囲して説得を続けている。警察庁によると、死亡した林一歩巡査部長は、特殊部隊(SAT)の隊員で、SAT隊員が出動現場で死亡したのは今回が初めてだ。
死亡したのは県警機動隊の林一歩(かずほ)巡査部長(23)。午後9時20分ごろ、救出活動中に現場から7、8メートル離れた捜査車両の陰で警戒していたところ左胸に被弾した。18日午前0時14分に病院で死亡が確認された。防弾チョッキを着用していたという。
最初に撃たれたのは県警愛知署・長久手交番勤務の木本明史巡査部長(54)。捜査員が接近できなかったため、首を負傷したまま倒れていた。近くの病院に搬送され、生命の危険はないという。また、大林容疑者の長男の健人さん(25)は腹部、次女の里紗さん(21)は足を負傷し、病院に運ばれたが、生命には別条ないという。
調べによると、大林容疑者は捜査員に対し、「次女と連絡させろ。救急車が近付いたら撃つ」などと話しているという。同容疑者は事件発生直後に5発前後、木本巡査部長の救出時に2発を発砲したとみられる。
最初の110番通報の後、大林容疑者の家族とみられる女性から「父親は落ち着いた。興奮させたくないので家には来ないでほしい」と通報があった。この直後に木本巡査部長ら警察官2人が到着し、木本巡査部長が銃撃されたという。
県警によると、木本巡査部長は倒れた後、無線で連絡を取っていたが、午後6時以降に応答がなくなったため、人命重視の観点から救出活動に踏み切った。
死亡した林巡査部長は妻(24)と長女(10カ月)の3人暮らし。05年4月に機動隊に配属され、同年10月から立てこもり事件などを担当する特殊急襲部隊(SAT)の隊員となった。仕事ぶりはまじめで、23歳でSAT隊員に選ばれるなど、将来を嘱望されていたという。 警察当局によると、大林容疑者は10年前に所属していた暴力団を破門された。家族は妻と長男、長女、次女の5人という。
現場は東名高速名古屋ICから南東に約1.5キロの閑静な住宅街。付近に愛知学院大や中学校などがあり、近くの小学校では児童の下校の際、両親を付き添いさせるなどの措置を取った。県警は現場の半径約300メートルを立ち入り禁止にし、近所の住民に外出しないよう呼び掛けている。
【SAT】ハイジャックや人質立てこもり事件の際に人質の安全を確保しながら、容疑者を逮捕するために高度な訓練を施された専門部隊。77年の日本赤軍によるハイジャック「ダッカ事件」を契機に、警視庁と大阪府警に特殊部隊が置かれたのが原形。96年4月に北海道警、千葉、神奈川、愛知、福岡県警を加えた全国計200人体制に拡充し、特殊部隊「SAT」(Special Assault Team)と命名された。05年9月に沖縄県警にも置かれ、現在は全国で計約300人の隊員がいるとされる

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070518k0000m040138000c.html

若くしてSATに抜擢されるような優秀な若い命を奪ったこの事件に怒りを覚えると共に、この亡くなった林一歩巡査部長のご冥福を祈る。
…で、
マスゴミ情報リテラシーの低さには、呆れるばかりだが、こうして人死にが出るに至っては、怒りを覚える。
狙撃班をTVで写して生中継って、この事件を長期化させ、警察官の犠牲者を出した責任の一端は、間違いなくマスゴミにある。
また、使用された銃は知らないが、おそらくは一番出回ってる中国製のトカレフではなかろうか。
トカレフといえば、安物というイメージがあるけど、日本に多く出回ってるトカレフ用の7.62mm貫徹弾は極めて貫通力の高い弾丸で、グレードの低い防弾チョッキは簡単に貫通するそうである。
参考:トカレフTT-33 - Wikipedia
おそらくは、今回使用されたのも、それであろう。
この場合、責められるべきは「適切な装備をさせなかった」警察上層部も非難されるべきだろう。
装備に関して、ヤクザの拳銃すら防げない装備しか用意できない警察だから、癒着してヤクザ対策がグダグダになってるんじゃなかろうか。
もう、首都警と特機隊でも結成するしかないのかね。
追記:どうやら防弾チョッキを貫通したのではなく、首と胴の間にある防弾チョッキの隙間に弾丸が飛び込んだらしい。
…それで「左胸に被弾」って、おかしくね?
情報が錯綜してるのかも。
ともかく、人質となっていた元妻は「自力で」脱出した模様。
これって、このヤクザの子供達が、両親を復縁せさようと会わせなかったら、もし、痴話げんかになっても警察を呼ばなければ、誰も死なずに済んだのではなかろうか。
ほんと、大迷惑な話である。
なんでこの期に及んでも射殺許可が下りないのか、不思議で仕方が無い。