gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE:速報/【中国製インゲン】「これ以上打つ手なし」 中国産離れで生産体制見直しも

中国製食品への新たな殺虫剤混入が明らかになり、食品業界は動揺を隠せないでいる。1月に発生した中国製ギョーザ中毒事件を受けて、各社とも中国工場の監視態勢を強化するなど対策を進めてきたが、有害物質の混入は一向に止まらない。食品メーカーはこれまで中国産の原材料を用い、現地工場で生産することで販売価格を抑えてきた。だが、今回の問題で消費者の間に中国製食品離れが進むのは確実とみられ、生産体制の抜本的な見直しに踏み切るメーカーも出てきそうだ。
「ここまで想定外の物質の混入が続くと防ぎようがない。お手上げだ」。中国に生産拠点を持つある冷凍食品メーカー大手の関係者はこう嘆いた。
中国製ギョーザ中毒事件を受けて、この会社では生産工場にカメラを設置するなど監視態勢を強化してきた。だが、有害物質メラミンに続き、殺虫剤「ジクロルボス」まで検出される事態に、「これ以上は打つ手がない」と打ち明ける。
殺虫剤が検出された冷凍インゲンの製造元である煙台北海食品有限公司山東省)も、「栽培段階における徹底的な安全管理」をうたっていた。最近も農場などを日本の報道陣に公開し、安全・安心への態勢をアピールしていたほどだ。
だが、相次ぐ有害物質混入で、中国産の原材料調達を見直す動きもすでに出始めている。食品メーカーは、これまで価格維持の面から安い中国製原材料を使用してきたが、菓子大手の江崎グリコが、中国子会社が使う乳原料について現地調達を取りやめた。問題となった商品を輸入販売したニチレイフーズの相馬義比古社長も、15日の記者会見で「マーケットが中国産を受け入れないとなれば考え直さないといけない」と述べた。
それでも価格が安く、供給量が豊富な中国製の食材を排除することは容易ではない。中国製ギョーザ中毒事件を受けて中国生産の縮小を決めたメーカーは、子会社が問題のギョーザを扱った日本たばこ産業(JT)1社しかない。価格維持か、それとも安全性か。食品メーカーが決断を迫られている。

http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/200810150134a.nwc

既に自分は「中国産」と表示されている商品は買わなくなって久しい。
以前は冷凍食品が冷凍庫に常備されていたが、現在は自分で調理したものか調理前の具材以外は冷凍庫に無い。
国民が欲しいのは、安くて危険な食品じゃなくて、高くても安全な食品であって、「中国産は危険」なのは「常識」なんだから、蒟蒻ゼリーより先に対処すべき大問題。
農衰省がばらまいた事故米だって、元々は中国産だし。
中国産に対してのみ産地偽装の厳罰化と、産地明記を義務付ければ、価格と安全を国民がトレードオフして選択する。
材料が多すぎて、単純に産地表記できない場合は、中国産が含まれていたら、100g中の中国産割合で表示してくれ。
それでいいじゃん。
ちなみに、産地偽装の厳罰化はやらないと、危険な中国産を安値で輸入して、国産と偽って大もうけする鰻と同様の偽装事件が頻発するので、これは急いで実行して欲しい。
関連:【中国製インゲン】相馬社長「中国との取り引きやめない」/ニチレイフーズ会見(3)完(産経新聞) - Yahoo!ニュース
もし将来的に中国製品の取り扱いを止めたと言っても、ニチレイの製品は信頼できないので、絶対買わない。
電凸で外食産業に「ニチレイの製品を使ってますか?」と聞いてまとめるページが出来たら、ニチレイも少しは考えを変えるかもしれないが。