gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

本田雅一の「週刊モバイル通信」第438回 「VAIO type P」チェックポイント7題

割と冷静で辛口な type P記事。
Vistaが「もっさり」というのは辛い。
やはりネックはゲイツOSだと思う…。
閑話休題
日本では、SonyのVAIOがこの値段、安かろう悪かろうのネットブックに比して高性能、という辺りで割安感すら感じている本機であるが、海外では「ネットブックの一種」というカテゴリーでしか見られていないせいか「高い」という一言で切り捨てられてしまっている模様。
価格の落ちた汎用品だけで組み上げ、MS社のルールを守ってOSも安価に卸して貰っているネットブックが安いのは当たり前だけれど、殆ど専用品で組み上げ、Vistaを正規購入しているtype Pが10万切っているだけで「安い」と感じてしまうのだが、海外ではこういう部分は評価されないらしい。
去年の夏にPCを買っていなければ、オーナーメイドで買っていたと思う。
コネクタ類も専用品、基盤は10層(ネットブックは4〜6層。層が多いほど基盤は小型化できるが高くなる)、MSが定めるUMPCのルールに沿って作れば安価なXPを供給してもらえる所を独自仕様で通して、正規版のVista、液晶も専用開発。
…これでネットブックと同じレベルで価格を語るのは、F1マシンと大衆車と比べて、F1マシンが高いと言うようなもんだ。
CPUやらHDD換装、メモリ追加も「無理」らしいから、色々つけて12万くらい。
3〜4万のネットブックと比べれば、そりゃ「高い」か。
個人的には、これでタッチパネルが付いていれば文句無かったんだけど。
インタビュー記事を見る限り、構造的にタッチパネルを搭載した場合に想定される使われ方だと、ヒンジ部の強度に不安が出るためらしいが、正直惜しい。