れでぃ×ばと!〈8〉 (電撃文庫)

とらドラとほぼ同時期にスタートし、大体同じ発売日に本を出し続けて、あっちは堂々完結したのにこっちは「全く話が進んでいない」。
まあ、エロコメだから、良いんですけど。
以下、ネタバレ
・ミスコン
・腹黒母襲来
・大地とデート
としか書き様が無い…。
この作品は、主人公の日野秋晴がエロシチュにあたふたする姿を楽しんだり、ラブいコメにニヤニヤする為の本なので、基本的に想定外の事象はないし。
例えて言うなら、エロゲの(お約束ハプニングを含む)日常パートを読むようなものである。
それはそれで面白いんだけど、こーそろそろ話が動いてくれないものかと思ってしまうのは、８巻と言う２桁の大台を目前にして「全くラブが進展してない」というあたりか。(なんと、この巻に至っても、誰も自分が恋をしていると言う自覚が無い)
大河ですら、７巻で自覚したと言うのに(爆)
電撃文庫は、よほどの事がない限り１３巻を越えるシリーズを許容しない為、そろそろ終わりに向けたネタ振りしないと、尺が足りないなんて馬鹿なことになりかねない。
最終的にドリルと腹黒に絞るとしても、他のサブヒロインに対する決着を一応でもつけるならば、次の巻辺りから回収にはいらんと中途半端な形になると思うんだけど、まあ余計なお世話か。
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