gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

<伊下院>不法滞在外国人厳罰化の治安法案可決、上院通過も(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

【ローマ藤原章生】不法滞在の外国人に厳罰を科す、ベルルスコーニ政権による「治安法案」が、イタリア下院で可決され、月末にも上院を通過しそうな情勢になっている。ナポリターノ大統領は「外国人嫌悪を助長する」と公に不快感を表明しており、大統領が署名しない場合、法制化に時間がかかりそうだ。
イタリア政府は今月上旬、リビアからの移民上陸を初めて拒否し強制送還に乗り出し、外国人排斥を強めた。ベルルスコーニ首相は「多民族国家イタリアという左派の考えを我々は認めない」と発言。野党から「人権無視」との批判を浴びている。治安法案を機にイタリアは移民寛容策から排斥へと大きく転換しつつある。
イタリアでは北アフリカから船で来る移民をこれまで、南部シチリア島などに一度上陸させ、難民審査をしてきた。だが、今月6日以降、リビアからの移民約500人を強制送還した。
移民排斥を公約してきた極右政党・北部同盟のマローニ内相は「不法移民対策の歴史的転換点」と強硬策の継続を唱えている。これに対し、中道左派の野党・民主党国連難民高等弁務官事務所カトリック団体は「乗船者の多くは難民で、妊婦や子どもがおり、人権侵害だ」「イタリアが多民族社会なのは否定できない事実」と批判している。
イタリアには滞在許可証を持つ外国人約400万人のほか、約100万人の不法移民がいる。統計上、犯罪は減り続けているが、政府は「外国人犯罪の増加」に焦点を当て、移民対策の必要性を暗に説いてきた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090518-00000044-mai-int

この記事でイタリア政府を人権無視と非難するのはお門違いである。
この法案で厳罰化されるのは「不法滞在外国人」であり、合法的にやってきた外国人は今までどおりだからだ。
加えて、統計上犯罪は減り続けているが「外国人犯罪は増加」しているという事実を鑑みれば、「不法」外国人を犯罪予備軍として送還する事は、国民保護の観点からも全く正しい。(少なくとも、政府が外国人移民を増やすなら、外国人犯罪を抑止する法案とセットであるべき)
むしろ、ここ数年来日外国人犯罪の増加、凶悪化が統計的にも証明されているのに、単純労働者を含めた1000万人移民とか寝言をホザいている日本政府(自民党)の方が、「国民保護責任に対する裏切り(人権無視)」と非難されるべきだろう。
…ま、さらに参政権付与、ゆくゆくは国会議員への立候補まで可能にしようとしている民主党は論外だけど。(外国籍の国会議員って、植民地でもないのに異常だろ…)