gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年5月27日(水)安保理決議―強固な結束あってこそ

北朝鮮の2度目の核実験を受けて、世界の目は国連安全保障理事会がどう対応するかに注がれている。
06年の初の核実験をめぐる決議は結果的に失敗に終わった。安保理の存在自体が問われかねない深刻な事態だ。国際社会として一致した強い意思を北朝鮮に突きつけなくてはならない。
安保理の緊急会合では、新たな決議をつくることで一致した。オバマ米大統領麻生首相李明博韓国大統領との電話協議で「強い決議が必要だ」と述べ、合意づくりに向けて3カ国が協力していくことを確認した。
3年前の決議は、二つの点で画期的だった。北朝鮮に対する初の決議であり、大量破壊兵器の開発につながる資金や物資の移動を止めるなどの制裁措置を加えたことだ。
だが残念ながら、制裁の履行は加盟国の判断に委ねられ、現実にはほとんど機能しなかった。いきなりの制裁には北朝鮮の暴発を招きかねないというためらいがあったし、制裁する側の結束を保つために強制色を弱める必要もあったからだろう。
実際、北朝鮮をめぐる各国の思惑にはかなりの違いがある。北朝鮮の核保有は日米韓にとって深刻な脅威だが、中国やロシアにとっても受け入れられる現実ではない。北朝鮮が開放的な政策への転換をとげることが好ましいというのも両国の本音に違いない。
ただし、朝鮮半島の混乱が自国に波及するような事態は避けたい。だから、北朝鮮にあまり強い圧力をかけることには慎重だ。
こうした違いは、先月の弾道ミサイルの発射実験をめぐって、安保理決議とするか、議長声明にとどめるか、という形でも表面化した。
だが今回、北朝鮮は核とミサイルで国際社会への脅しを強め、「核保有国」への野心を一段とあらわにした。いまこそ各国は違いを乗り越え、核放棄を厳しく迫らなければならない。
どんな制裁を盛り込むかが注目されているが、大事なのは決議の実効性であり、それを支える加盟国の結束だ。
その点で、中国の重要性を改めて指摘したい。北朝鮮の核問題で地域の緊張がこれ以上高まるのは中国にとっても好ましくないだろうし、核不拡散や平和に対して大国としての責任があることも自覚すべきである。
日本は決議の草案づくりに参画する。ほかにもすべきことがある。拉致問題を含めて北朝鮮が政策を改めれば国交を正常化し、経済支援をする用意が日本にはある。それをもっと強く訴えて国際社会の結束を促すことだ。
決議が万能薬でないことは、中東和平やイラン問題を見れば明らかだ。だが、今ここでいかに実効性ある内容を決議に盛り込めるか、安保理としての正念場を迎えている。

http://www.asahi.com/paper/editorial20090527.html#Edit1

アカヒ新聞は、相変わらずスポンサーの意見に忠実だな。

拉致問題を含めて北朝鮮が政策を改めれば国交を正常化し、経済支援をする用意が日本にはある。

http://www.asahi.com/paper/editorial20090527.html#Edit1

勝手に国策を捏造すんな、売国新聞。
既に、そういう時期は過ぎ去っている。
そもそも、日本は日韓基本条約に基づき、北朝鮮を「国」と認めてない以上、「国交」が「正常化」もクソもないし。(ついでに、戦後賠償問題も半島の正統政体である韓国に対して終了している以上、北朝鮮と個別に行う必要は無く、北朝鮮は韓国政府相手に取り分を求める権利しか無い)
朝鮮民主党の鳩山は、

−−民主党と政府で対北朝鮮政策の大きな違いはないようだが、違いはあるか。民主党政権になったらどのような対北政策をとるか
「拉致、ミサイル、核といった北朝鮮に対する対応に関しまして、基本的なスタンスで大きく違うということはありません。私ども、拉致問題も大変、重要視しておりますから、拉致問題の解決というものに関しても、もっと政府が力を入れてもらわなければならないと思う意味においては、その対応の仕方に若干の違いがあろうかとは思っておりますが、基本的な北朝鮮に対する対応の仕方が根本的に大きく違うというものではありません」
−−鳩山由起夫代表は、普天間飛行場の県外移設などが盛り込まれた民主党の「沖縄ビジョン」について維持すべきだと述べているが、次期衆院選マニフェストに盛り込むのか。安倍晋三元首相が昨日、「友愛外交が絶対に北朝鮮に通じないのは間違いない」と発言した。友愛外交は北朝鮮に通用するか
「まず、沖縄ビジョンのマニフェストに入るかどうかということに関しては当然、今、直嶋(正行)政調会長を中心にマニフェストづくりを行っていただいているわけであります。私の感覚とすれば当然、この中での普天間の移設問題、望むは国外であるというところに関しては書き入れるのではないかと思っておりますが、私まだ、この段階において、直嶋政調会長マニフェストの中心的に今、努力をしていただいている最中というところで、最後のところまではいたっていないと思っております」
「それから、安倍元総理が友愛外交を否定されたのかもしれませんが、あの方には必ずしも友愛外交、お分かりにならないかもしれません。決して友愛外交はなまっちょろい話ではありません。価値観の異なる国同士というものがどのようにしたら、この世界の中で、お互いにその存在というものを認め合えるような立場になり得るかということ。これは大変重要な、大きなテーマだと私は思います」

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090526/plc0905261915025-n1.htm

そりゃ、拉致被害者を帰してもらうのは、土下座して金を払う、というのが汚沢の方針だもんなw
「友愛」「友愛」、誘拐犯に土下座して金を払うのか友愛って言うなんて、日本人には想像も出来ない話で、「なまっちょろくない話」ってのは、市民目線すぎで国民にとっては地獄だぜー。