gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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「ネット・アクセスは基本的権利」と約8割の成人が認識、BBCの調査 - ニュース:ITpro

BBCが英国時間2010年3月8日にまとめた調査結果によると、インターネットへのアクセスを基本的権利だと考えている人は79%に上った。その傾向が最も高いのは韓国(96%)で、メキシコ(94%)と中国(87%)が続いた。
26カ国の成人2万7973人(そのうち1万4306人がインターネット・ユーザー)を対象にアンケートを実施したところ、ネット・アクセスを基本的権利にするべきと考えるインターネット・ユーザーは87%、非利用者では71%だった。
インターネットに関する規制について、全体の53%が「政府はかかわるべきではない」と考えている。この傾向が強い国は、韓国(83%)、ナイジェリア(77%)、メキシコ(72%)だった。
インターネットが生活にもたらしたものとしては、「より大きな自由」(78%)、「良い学習の場」(90%)などの回答が挙がった。また、オンラインで意見を述べることについては、安全だと考える人(48%)と安全とは思わないという人(49%)が拮抗している。
日本はオンラインでの発言に慎重な人が多く、65%が「インターネットは意見を述べるのに安全だとは思わない」と答えた。韓国(70%)、フランス(69%)、ドイツ(72%)も同様だった。一方、「安全だと思う」との意見が多いのは、インド(70%)、ガーナ(74%)、ケニア(73%)などだった。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100309/345487/

「基本的な権利」というのが、「自由なネットアクセスを阻害されない権利」という意味なら、完全に同意。
ただし、「文化的で最低限の生活」には含まれない。
具体的に言うなら、「自由なインターネットアクセスは基本的な権利であり、(中国のように)政府機関に拠るインターネット検閲や(韓国人の)サイバーテロに拠るネット遮断は基本的権利の侵害である。ただし、金が無い人にインターネット環境をも国が無償で提供する義務がある訳ではない」という事。
閑話休題
インターネットは匿名性が確保されていない状態で意見を述べるのは、安全では無い場所だと思う。
匿名性をリアル知人までに絞っても、言いたいことが言えない状況は山ほどある筈だし。
例えば「喫煙」。
友人・知人で喫煙者ゼロなんて人は、まず居ないだろう。
つまり、非喫煙者・喫煙者の立場で意見を書くだけで、「配慮」が必要になる。
友人レベルで朝鮮人のリアル関係がある人なら、本音でどれだけ韓国・朝鮮人を嫌っていても、そんな意見を書ける訳も無い。*1
少なくとも、教育問題で、議論や論理的思考の経験が少なく、議論と個人攻撃の区別が付かない日本人の多くにとっては、匿名性が無い状況での意見提示は、難しいと思うよ。

*1:自分の知る限り、韓国人とリアル友人関係を保っている人は例外なく、日本はかつて朝鮮人に酷いことをしたと本気で信じていたが