中国が震源？テレビ薄型パネル２０１２年問題 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

中国で大型テレビ向けの薄型パネル工場が来年にかけて相次いで稼働し、供給過剰となる「２０１２年問題」が浮上している。
２３日に発表された２０１０年１０〜１２月期の薄型テレビの出荷金額シェア（占有率）は、ソニーが韓国のＬＧエレクトロニクスを抜き７四半期ぶりに２位に返り咲いたが、価格下落で採算面は厳しい。２０１２年問題がさらなる採算悪化を招くことは必至で、電機各社は今後、テレビ事業戦略の練り直しを迫られそうだ。
米調査会社ディスプレイサーチによると、ソニーの１０年１０〜１２月期のシェアは前期よりも２・４ポイント増の１４・２％で２位となった。インドなど新興国が好調で、首位の韓国サムスン電子（２１・４％）を追撃する。
ただ、１０年の液晶テレビの出荷台数が３９００万台となり、北米（３７４０万台）を初めて抜いて薄型テレビの主戦場となった中国では、日本勢の伸び悩みが目立つ。中国メーカーは内陸部まで販売網を張り巡らし、技術力の向上も進んでいるためで、１０年１０〜１２月の中国の薄型テレビのシェアは７８％を中国勢が占め、日本勢はトップのシャープでも５・１％にとどまった。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110224-OYT1T00291.htm?from=main5

なるほど、それで中国は液晶パネル工場に最新世代の機械を入れろと無茶を言って来たわけね。
なら、日本は中国の足元を見て、中国への工場進出を止めれば良い。