gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

まとめよう、あつまろう - Togetter

心情的にSONYはあまり好きな会社ではなくなっているのだが、発言主の消費者側の立場と憤りも判るし、SONY側の立場と意見も判る話。
まず、消費者側として、本当に落ち度も心当たりも無いのに、突然壊れる、というのは「実際にある」からだ。
初期不良かもしれないし、自分の把握していない所で壊れるような扱いをされる場合だってある。
SONYタイマーの実在はともかく、SONY製が繊細な…ぶっちゃけ壊れやすいのは事実だと思うし。
しかし一方で、「素人の何もしてないけど壊れた程、信用できないものも無い」というのもまた、事実なのだ。
落として壊したくせに「勝手に壊れた」と言い放つなんて、日常茶飯事だろうし、明らかにCFW導入ミスでフラッシュをぶっ飛ばした癖に、堂々と修理に持ち込む奴だって多いだろう。
だから買って半年だろうが、傷が無かろうが、「特定の故障なら一律修理代を取る」と言うのは、理にかなっているのだ。
だって、そういうずうずうしい奴は自分の過失を絶対認めないから。嘘を論破する手間をかけるくらいなら、有償修理です突っぱねる方が圧倒的に「効率的」だし、他に同様の故障をしたユーザーに対して「公平」だから。
この発言主が嘘をついているのか居ないかは、SONY側は判らない事なのだ。
となれば、後は「ケースバイケース」である。
途中、「不思議な質問」が2つあったらしい。この意図を発言主は全く理解できなかったようだが、こんなのは社会人ならすぐ判る話だ。
1つ目の質問は、このユーザーは継続したSONYユーザーなのかという確認。
発言主はNoと答え、継続したユーザーではない事を告げている。
つまり、サービスしても、メリットが薄いと判断される。
2つ目の質問は、ネットリテラシーの有無に関する確認だ。
「特別扱いが存在することを、世界中に公言される」というのは、実は拙い。
何故なら、他のユーザーに不公平だからだ。
である以上、発言主がどんな結果でもネットに公表するというなら、「平等に有償修理を求めた」という記録を残してもらうしかない。
以上2つの質問で、発言主は「SONYにとって優良顧客ではないし、特別に無償修理してもしなくても会社に不利益が発生する」と判断された訳である。
…ある意味、当然な結果というか。
このSONYの対応は、普通の企業として、普通の対応だと思う。
だからこそ、任天堂伝説の凄さが光るわけだが。