東京新聞:ロシア大統領 財務相を解任:国際(TOKYO Web)

【モスクワ＝原誠司】ロシアのメドベージェフ大統領は二十六日、クドリン副首相兼財務相から提出された辞表を受理した。来年三月の大統領選後に首相就任が予想される大統領との経済政策の対立をめぐり、次期政府への入閣拒否を表明したクドリン氏に対し、大統領が辞任を求めていた。事実上の解任といえる。
クドリン氏は二十四日、「メドベージェフ首相」が誕生すれば、「（入閣は）もちろん断る」と明言。大統領の国防関連支出の増額方針は、財政赤字を招くと反発していた。現職の閣僚が政府の政策を公然と批判するのは極めて異例だ。
クドリン氏は二〇〇〇年に財務相に就任、主要八カ国財務相・中央銀行総裁会議（Ｇ８）では最古参メンバーだった。欧米投資家はロシアに金融安定をもたらしたクドリン氏の手腕を評価。今回の解任劇は「経済近代化」を目指すメドベージェフ政権の痛手になることは避けられない。
プーチン首相の側近であるクドリン氏は、プーチン氏の大統領復帰後、首相候補になるとの見方もあった。それだけに、後継首相にメドベージェフ氏が指名されたことに反発もあったとみられる。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011092702000171.html?ref=rank

核兵器の保守部品すら調達できない原因でもある、ロシアの極端な財政緊縮を推し進めてきたクドリン副首相兼財務相がクビになったのは、間違いなくプーチンの指示だな。
ようやく健全化しつつあったロシアの財政を傾けてでも、「軍拡」を進めたいのだろう。
…まったく、ソビエト時代から脳味噌が止まっている生粋のアカって奴は…。