gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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携帯純増数ソフトバンク独走 11月、2位KDDIの倍 :日本経済新聞

携帯電話4社が7日発表した11月の携帯電話契約件数は、新規契約から解約を差し引いた純増数はソフトバンク傘下のソフトバンクモバイルが31万2000件と、20カ月連続で首位を維持した。10月14日に発売した米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)の新機種「iPhone(アイフォーン)4S」の売り上げがフルに寄与した。
ソフトバンクの純増数は3月以来の高水準となった。10月はアイフォーン4Sが品薄で予約待ちの顧客が多かったが「11月に入って需給が適正化し製品が行き渡った」(広報担当)ことが大幅増につながった。また「他社のアイフォーンに比べてメールなどの機能に優位性があることが認知された」(同)とも話している。
KDDIの純増数は14万8100件で2カ月連続で2位となった。アイフォーン4Sを含むスマートフォンの販売が好調だった。10月の純増数(19万6900件)を下回った理由については「11月は一部の店舗でアイフォーンが品薄になった」(広報担当)としている。
NTTドコモの純増数は11万1600件で3位となった。高速通信「Xi(クロッシィ)」に対応した機種の発売が11月末で寄与度が少なかった。「12月にクロッシィ対応の2機種と米グーグルの最新基本ソフト(OS)を搭載した『ギャラクシーネクサス』の発売があり買い控えがあった」(広報担当)とみている。
イー・アクセス傘下のイー・モバイルの純増数は7万3000件だった。〔日経QUICKニュース〕

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381949EE2E5E2938B8DE2E5E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

NMPによる移動先はauが今月もトップだったらしい。
それなのに、純増数がauの2倍に達したという事は、「新規が恐ろしい勢いで伸びた」という事になる。
…当然だが、携帯を利用する日本人いきなり数十万人も湧き出てくるはずが無いので、複数回線持ちが激増した、と言う事だと思う。
例のiPhoneユーザー向けに、iPad2回線が無料になるキャンペーンで、大量のiPad2ユーザーが誕生したのと、自分も買った激安プリモバイルが「新規」の正体な気がする。
この予想が正しいなら、どちらもソフトバンク的には「旨みが無い」ので、収益率は下がっている筈。
しかし、もし予想が外れている場合、auと比較したソフトバンクの「判りやすい優位」である「500円安い」という理由が、極めて強力な優位である証明になる。
これは、auが価格競争に突入せざるを得ない理由となるだろう。
12月に、auがどう動くか。泥沼の価格競争に突入するなら、ソフトバンクも迎え撃たざるを得ず、12月と来年1月は、一人負けのドコモを蚊帳の外にして、熱い戦いが展開されそうである。