gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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炭酸飲料の時代は終わりか- WSJ.com

清涼飲料大手の米コカ・コーラペプシコ、それにドクターペッパー・スナップル・グループは米国の炭酸飲料の消費減を反転させるのに苦戦している。米国では水、コーヒー、それにその他のドリンクに手を伸ばす消費者が増えている。
(中略)
市場調査会社シンフォニーIRIグループのデータによると、昨年12月30日までの1年間の米店舗における炭酸飲料の売上高は前年比0.6%減の287億ドル(約2兆5800億円)となり、販売量ベースでは1.8%減少した。
減少ペースは年末に向けて加速した。シンフォニーによれば、12月30日までの12週間の売り上げ(ドルベース)は前年同期比2.5%減、12月だけに絞ると2.8%減となった。メーカーが価格を引き上げたことがさらなる需要減につながった形だ。販売量ベースでは、12月30日までの12週間の売り上げは3.55%、12月だけでは4.9%減少した。
(中略)
コカ・コーラの米国の売り上げのうち約60%は炭酸入り清涼飲料水から来ている。ペプシコではおよそ4分の1だ。業界3位のドクターペッパーの売り上げの70%以上は炭酸飲料から来ているが、米国ではその比率が約90%だ。しかし、同社はコカ・コーラペプシコと違い、コーラをほとんど販売していない。コーラの販売は急減している。
(中略)
広告は、体重増の原因として炭酸飲料だけを挙げるべきではないと主張し、米国人にダンスなどさまざまな活動を通じて「楽しく」カロリーを消費するよう促す内容だ。
また炭酸飲料メーカー各社は、フルカロリーの炭酸飲料により近い味を出せる、カロリーゼロないし低カロリーの天然甘味料の開発に取り組んでいる。しかし、その進ちょくは遅く、ダイエット炭酸飲料が炭酸飲料市場全体に占める比率は30%前後にとどまる。天然甘味料候補の1つで、ステビアを原料にするものは、一部の炭酸飲料、とりわけコーラに苦い後味をもたらす場合がある。
ペプシコのインドラ・ヌーイ最高経営責任者(CEO)によると、同社はここ2年間の甘味料の開発で「大きく前進」し、突破口まで90%近づいた。しかし、同CEOは昨年12月の業界誌主催の会合で「残念なことに、残りの10%が一番難しい」と認めた。
スタイフェルの飲料担当アナリスト、マーク・シュウォーツバーグ氏は、「清涼飲料メーカーは甘味料開発に集中するあまり、味やその機能といった、より伝統的な革新をおろそかにしている」と指摘する。

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324439704578254630473802020.html

個人的に炭酸飲料の消費が減ったという事は無いなぁ…。
元々あんまり飲んでなかったし。
好みとして、元々強炭酸より弱炭酸が好きと言うのもあるが。
ただ、やはり炭酸飲料は甘みを感じさせる為に甘味料が多く必要で、カロリーが高くなりやすい。
一方、低カロリーの甘味料は、砂糖のほとする甘さとは異なり、舌に甘みを感じるだけで、美味しい甘みでは無いので、低カロリーの甘味料を嫌って、それくらいなら最初から砂糖抜きの清涼飲料(お茶とか)に流れるのは、ある程度仕方が無いのでは?とも思う。
ぶっちゃけ、スポーツ飲料でゼロカロリーの不味さか許容できるのは、スポーツ飲料だからで、楽しみとして飲むなら、普通の砂糖の方が美味いし。