日本船がＥＥＺ進入と抗議 反捕鯨のオーストラリア - MSN産経ニュース
反捕鯨の立場を取るオーストラリア政府は１日までに、日本の調査捕鯨船団のうち１隻がオーストラリアの排他的経済水域（ＥＥＺ）に入ったことを確認し、こうした行為に反対する意向を日本政府に伝えたと発表した。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130201/asi13020113280001-n1.htm
日本の水産庁は「国際法で認められた範囲内で任務を遂行している」としている。
オーストラリアのバーク環境・水・人口相は１月３１日付の声明で、監視船「第２昭南丸」が南極海のマッコリー島近くのＥＥＺに入ったと指摘。「（調査捕鯨関係の）船がＥＥＺや領海に入ることを歓迎しないとの立場を何度も日本側に明確にしてきた」と不快感を示した。（共同）
排他的経済水域内で捕鯨したならともかく、単なる通過で文句を言ってきているなら、論外。
逆に、捕鯨していたなら、調査目的とは言えオーストラリアに文句を言われても仕方が無い。
ニュース記事なんだから、その辺りを含めて書くべきなのに、煽るだけのニュースはヤメレと。
まあ、ニュース内の情報を見る限り、国際的に認められている通過すらＮＧというレベルに見えるんで、オーストラリアがアホな事を言っているだけかと。
しかし、商業捕鯨が禁止されて２５年。
クジラ肉を食べたことの無い世代が増えるにしたがって、捕鯨再開に向けた合意が国内でも取り難くなりつつある。
若い世代で、「なんで捕鯨なんかで国際的な立場を悪くしなければならないの？」という意見が少なくないのも事実である。
…利益の問題じゃなく、文化の問題なんだけれど、その文化を継承する世代が喪われているから、もう日本が本気で捕鯨再開を求める事はできないんじゃないかと思う。
給食でクジラ肉を食べていた最後の世代は、まんま就職氷河期世代であり、経済的に不安定で社会的に発言力が無い世代だし。
捕鯨問題が、純粋に資源回復を目的としたものだったら、従うのも吝かではないんだけど、実体は有色人種である日本人の経済発展を妬んだ白人の人種差別主義者による、「日本人は野蛮」というレッテル貼りに利用されてただけ*1なんで、国際捕鯨委員会の加盟国で、日本以外は、クジラ資源が回復しているのかという調査すらする気がないという酷い状況。
お陰で韓国みたいな蛮族国家は、「おおっと間違えて捕まえちまったぜ(棒)」とかいいながら、商業捕鯨している始末…。(でも、緑豆は韓国捕鯨船に体当たりしない)
