gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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中国がステルス爆撃機を開発中か=米軍事専門誌 2013/01/30(水) 17:36:02 サーチナ

米軍事専門誌『ディフェンス・ニュース』のウェブサイトは28日、中国人民解放軍はH−6中距離爆撃機のグレードアップを行っていると分析した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
H−6中距離爆撃機の最新の改良版はH−6Kとされる。新型エンジンに交換したため、H−6Kの作戦半径は3500キロに達し、また巡航ミサイルと対艦ミサイルを搭載できるようになった。米国・戦略国際問題研究所の軍事専門家のリチャード・フィッシャー氏は、「中国はH−6Kに、射程距離が400キロに達するYJ−12超音速対艦ミサイルを搭載中だ」と述べた。
フィッシャー氏は、「中国はJH−7戦闘爆撃機のステルス版の開発に取り組んでおり、設計図の一部が、珠海エアショーのPR動画に出現した」と指摘した。中国はまた、ロシア製のSu−34戦闘爆撃機コピー機であるJ−17の開発を行っている可能性がある。(編集担当:米原裕子)

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0130&f=politics_0130_018.shtml

もしステルス爆撃機を作れるようになったら、中国の巡航ミサイルはお払い箱やな。
中国の巡航ミサイル偏重は、正面から仮想敵国(アメリカ・ロシア)の戦力を抜く事ができないので、もし殴られたら、本土や後方を巡航ミサイルで攻撃してやる、だからこっちくんなという「弱者の戦略」が下敷きにあったので、ステルス爆撃機が実用化できれば、巡航ミサイルより圧倒的に安価な爆弾で、同様の効果が期待できる。
まあ、アメリカのB2ステルス爆撃機みたいに。1機2000億円とかになると、アホかというレベルだが…。
閑話休題
しっかし、マジで開発にどれだけの予算をつぎ込んでいるのだろうか。
予算と時間さえあれば、技術的な問題の多くは解決できるので、今はパクリばかりの中国兵器も、そのうちに侮れない性能を得る可能性は、決して低く無い。
ただ問題として、既に投入された予算はともかく、リーマンショック以降は中国の成長力からみて、開発予算削減が行われているのは想像に難くなく、ここ数年で中国の最新兵器が次々と表に出てきているのは、「予算に対して成果出てますよー」という開発側のアピールで、予算を削られたくない一心からだったりして…。