【画像】イランが公開した初の国産ステルス戦闘機「ガヘル313」が格好良すぎる : 大艦巨砲主義！

イランのアフマディネジャド大統領は２日、最新鋭の戦闘機「ガヘル３１３」を公開した。バヒディ国防軍需相によると、戦闘機は「純国産」で、レーダーに捕捉されにくい性能を持つという。国営イラン放送などが伝えた。
核兵器開発疑惑をめぐり、イランは欧米から航空機部品の禁輸措置を科されているが、アフマディネジャド大統領は「科学技術の進展は周囲の事情には左右されない。われわれの意志が決定する」と主張。欧米や対イラン武力行使を示唆するイスラエルをけん制する狙いがあるとみられる。（共同）

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130202/mds13020222270003-n1.htm

おお、かっこええ。
…が、かなり小型で、武装やレーダーといった戦闘能力がかなり貧弱そう…。
動画中のＣＧで左右の内蔵ウェポンベイを持っている事が伺えるが、機体の大きさからみて、積めるのは短距離ＡＡＭだろうし、ステルス機である以上強力なレーダー波を出す訳にもいかんのだが、イランに代わりの目となる早期警戒管制機やら地上レーダー網が十分存在するとは思え無い。
となると、やっぱり自前のレーダーで敵機を補足する事になるか、撃ちっ放しで短ＡＡＭが自力で当たりに行くのか…。
それでも、独自に一機作り上げたのは、評価したい。
…まあ、実はハリボテで飛んでいるのはラジコンという可能性も否定できないが…。
閑話休題。
ステルス戦闘機というのは、低ＲＣＳのみではなく、ステルスと言う性質を十分に織り込んだシステム全体を考えないと、頭隠して尻隠さず、みたいな結果になりかねない。
その点で、米国のＦ２２やＦ３５があんなに「ソフトウェア」で予算をバカバカ食っている理由と言うのが、察する事ができるんだけど、中国の殲２０やらロシアのＴ５０が、その辺りをどう解決しているのか、開発スピードから考えると、どうにも怪しいというか。
そういう意味で、このガヘル３１３も同様だけど、開発国がイランという時点で、そこまで求めるのは酷だろう。