gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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時事ドットコム:無人機プレデター&リーパー

米軍の無人機による攻撃が拡大している背景には、無人機攻撃を対テロ戦での中心に位置付けているオバマ政権の戦略がある。無人機攻撃は生身の兵士を直接の危険にさらさずに済むというメリットもあるが、何よりもコストパフォーマンに優れている。
米空軍が保有する最新型のMQ−9「リーパー」の機体価格は1機1700万ドル、主力のMQ−1「プレデター」は450万ドル。ステルス戦闘機F22の1機分の金額(およそ3億5000万ドル)で、「リーパー」は20機、「プレデター」なら77機が買える計算になる。「リーパー」の場合、戦闘行動半径はF16戦闘機の6倍とされ、パイロットの疲労を考える必要はないので、燃料の続く限り数十時間の飛行ができる。
2010年2月に米国防総省が公表した4年ごとの国防計画見直し(QDR)では、攻撃能力を持つ空軍の「リーパー」と「プレデター」を現行の常時35機飛行体制から11会計年度には50機、15会計年度は65機まで増強することを打ち出した。また、長距離爆撃タイプの無人機開発も視野に入れるなど、米国は無人機を航空戦力の柱のひとつと考え始めている。

http://www.jiji.com/jc/v2?id=20100324unmanned_aerial_vehicle_04

F22と比較する意味がわからん。
プレデターもリーパーも、超音速戦闘機の迎撃はおろか探知すら出来ない、無人偵察機であって、「F22とは全く用途が異なる兵器」なんだが。
強いて言うなら、偵察(武装)ヘリと用途の一部が被ってるくらいで、比較するならそっちのが適切。
そして、汎用ヘリは1機10億円(100万ドル)位で買えるので、兵員輸送が出来ない無人偵察機の倍額程度となる。
単用途の無人偵察機と、兵員・物資輸送から偵察・攻撃まで使える汎用ヘリとで、価格が倍しか違わないなら、ふつーに適正価格ちゃうの?
先進国における人命の価値を含めれば、「コストパフォーマンに優れている」のは理解できるけど。