gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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ゴッホの「贋作」が本物と判明、アムステルダムの美術館で公開へ| エンタテインメント| Reuters

アムステルダム 9日 ロイター] - オランダ・アムステルダムゴッホ美術館は9日、同国の画家ゴッホが1888年に描いた風景画が新たに見つかったと発表した。作品は今月から1年間、美術館で公開される。
ゴッホ美術館によると、作品「モンマジュールの夕暮れ」は、ゴッホが仏南部アルル滞在時に描いたもの。現在は個人収集家が所有している。
同美術館は1991年頃まではこの作品がゴッホによるものではないとの見方を示していた。しかしゴッホが弟に宛てた手紙の内容のほか、新たな技術を使って絵具の素材などを調べた結果、この絵画がゴッホの作品だと断定した。

http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPTYE98901220130910

ゴッホを始めとした高額な作品を残した画家には、当然のように贋作も多く、有名な贋作者が手がけた「作品」が真作として取引され、美術館に展示される事もある。
有名なところだと、日本の安田火災海上がバブル期に大枚をはたいて買った「ひまわり」にまつわる贋作疑惑なんかが有名で、99年に真筆と断定されたが、未だに贋作説が根強く存在している。
逆に、贋作と考えられていた作品が、今回のように真作と認められる場合もある。
面白いのは、贋作と呼ばれようと、その作品を愛し、大切に保管する人達がいるからこそ、そうした作品が失われず再発見される一方で、やっぱり詐欺目的で贋作を世に出す為に頑張る人達も居て、結局真実は闇の中、見たいな話だろうか。