gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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防衛省 護衛艦10隻程度増強を検討 : 大艦巨砲主義!

防衛省は、防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」の見直しで、中国の海洋進出の活発化などを踏まえ、護衛艦を、現在の大綱の48隻から10隻程度増やす一方、戦車は削減し、本州への配備をやめて、北海道と九州に集約する案をまとめました。
政府は、防衛力整備の指針となる「防衛計画の大綱」を見直す作業を進めており、防衛省は、来月の閣議決定を前に、自衛隊の体制の方向性をまとめました。
それによりますと、中国の海洋進出の活発化などを踏まえ、島しょ部の防衛態勢を強化する必要があるとして、敵の潜水艦や機雷から味方の艦艇を守る小型の新型艦艇を導入するなどして、現在の大綱では48隻としている護衛艦を、10隻程度増やすとしています。
また、およそ700両ある戦車は、現在の大綱の400両より、さらに削減して300両にしたうえで、本州への配備をやめて、北海道と九州に集約し、有事への備えの効率化と合理化を図るとしています。
その一方で、新たに開発した、大砲を積んでタイヤで走る機動戦闘車を、およそ200両配備し、機動性を向上させるとしています。
さらに、陸上自衛隊に、新たに「陸上総隊」という司令部を設け、指揮命令系統を一本化するとともに、師団のおよそ半分を機動力を増した「機動師団」と位置づけることなどで南西諸島などに緊急に展開できるような運用を行うとしています。
防衛省は、今後、与党や関係省庁との調整を進めることにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131121/k10013221291000.html

正直、戦車の本土配備中止はやり過ぎだと思う。
何故なら、海岸線が長い日本では、完全な上陸阻止は困難で、もちろん九州に上陸される危険性が一番高いのは事実だけど、本州に上陸されない保証は無い訳で。
加えて、対ゲリラ戦に有効な10式は、中韓工作員が大量に潜伏している本土、関東圏でこそ必要な装備な訳で、C4Iシステムが貧弱な機動戦闘車じゃちと不安。
ていうか、余剰になった90式は廃棄じゃなくてモスボール保管じゃダメなのかと…。
護衛艦に関しても、基本的には潜水艦と一緒で、退役までの期間を延ばすのが基本だから、すぐに10隻の新型艦が配備されるわけでも無い。
なんにせよ、今は2025年頃に予想されている中国海軍戦力が日本を越えてアメリカに匹敵する頃までに、日本の対応が間に合うギリギリのタイミングだと思う。