中国の7.5％成長目標、早くもつまずく−輸出大幅減に物価下落 - Bloomberg

３月10日（ブルームバーグ）：中国の２月の輸出が2009年以来の大幅減となり、生産者物価指数（ＰＰＩ）が一段と低下したことで、李克強首相率いる政府の今年の成長率目標7.5％達成に向けた道のりの険しさが浮き彫りになった。
税関総署が８日発表した２月の輸出 は予想に反して前年同月比18.1％減少し、ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場関係者の予想中央値（7.5％増）と大きく乖離（かいり）した。国家統計局が９日発表した２月のＰＰＩ は前年同月比２％低下と、昨年７月以来の大幅なマイナスとなり、1999年以来の長期連続の前年割れ記録を更新した。
春節（旧正月）の連休時期の前年とのずれや、昨年の貿易数値水増しにつながった不正な輸出送り状問題、予想を上回る輸入の伸びにより、中国経済の真の姿を測るのは困難になっている。
オーストラリア・ニュージーランド銀行（ＡＮＺ）の大中華圏経済担当責任者、劉利剛氏（香港在勤）は電話取材に対し、「中国当局の政策目標と経済の実態との間には本質的な矛盾がある」と指摘。１−６月（上期）の成長率が7.5％を下回った場合は財政面での刺激策が打ち出される可能性があるとし、「当局にはそれを行うだけの余地がある。しかし、それを実施することで中国の経済改革計画は損なわれる」と述べた。
(後略)

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N26W2R6TTDS901.html

中国がんがれ、超がんがれ。
少なくとも、わしが円転するまでは保ってくれよ…。