gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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米法廷で暴れた被告を副保安官が射殺、陪審員らの目前で| ワールド| Reuters

ソルトレークシティー(米ユタ州) 21日 ロイター] -米ユタ州ソルトレークシティーの連邦裁判所で21日、裁判中に被告が証人に襲いかかり、警備に射殺されるという事件があった。複数の司法関係者が明らかにした。
死亡したのは犯罪組織構成員のサイアル・アンギラウ被告(25)で、検察によると、被告が検察側の証人に対してペンのようなものを振りかざし突進しようとしたところ、廷内にいた連邦副保安官が発砲した。この時、被告は拘束具を外されていた。
連邦捜査局FBI)によると、被告は胸部に被弾し、搬送先の病院で死亡が確認された。他にけが人はいなかった。被告が襲撃しようとした証人の身元は明らかにされていない。判事は陪審員に先入観を与える恐れがあるとして、審理無効とした。
FBIのマーク・ドレッセン特別捜査官補は副保安官の行為について、証人に対する脅威を未然に防いだとして称賛した。アンギラウ被告の犯罪組織をめぐっては、他の被告とともに恐喝など複数の罪で訴追されていた。

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYEA3L03K20140422

さすが、死刑の無い国は一味違う。
裁判と法では人を死刑に出来ないけれど、とりま保安官が緊急避難で射殺すれば万事OK。
個人的に、ペンで証人を害そうと襲い掛かった被告が射殺されたのは、自業自得だと思うし、この保安官は職責を果たしたと思う。
が、正当防衛で射殺を合法とする国が、死刑廃止、死刑は野蛮とか言ってるのは、脳が沸いているとしか思えないのだ。
それも、死刑を非人道的・野蛮と嘯く司法関係者の目の前で、被告が射殺された現実は、非常に皮肉が効いていると思う。