gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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次期戦闘機F35A 追加試験評価で訪米へ=韓国軍 -聯合ニュース-

【ソウル聯合ニュース】韓国防衛事業庁の関係者は25日、韓国軍が次期戦闘機(FX)として導入する米ロッキード・マーチンのステルス戦闘機F35Aの追加試験評価を行うため、空軍試験評価団が26日から2週間の予定で訪米すると明らかにした。
テキサス州フォートワースにある同社工場を訪問し、2012年に実施された試験評価後の変更箇所のほか、耐久性試験中に生じた亀裂などこれまで発生した欠陥が改善されたかなどについても確認するという。
試験評価団とともに防衛事業庁の交渉チームも同期間に訪米し、価格や技術移転を含むオフセット契約に関する第3回交渉を進める。
今年3月に米国防総省と同社が、2019年にはF35A1機あたりの価格が8000万ドル(約81億5700万円)〜8500万ドルに下がるとの見通しを示したことを受け、価格の最大限の引き下げを狙う。
韓国軍は次期戦闘機としてF32Aを2018〜2022年に40機導入する。国防総省と同社が示した価格で試算すると、40機の導入予定価格は3兆6000億ウォン(約3600億円)程度。戦闘機本体以外に軍需支援、訓練費用、武装などの追加費用も含めると総額5兆ウォン程度と推計される。
これは韓国政府が策定した次期戦闘機事業の事業総額7兆4000億ウォンを大きく下回る。
防衛事業庁はオフセット契約では、韓国型戦闘機(KF−X)開発に向けた技術移転をめぐる交渉に力を入れている。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2014/05/25/0200000000AJP20140525000400882.HTML

試験評価も何も、統合打撃戦闘機計画の参加国ですらない国には、金払って資料を買い、その提示された数値で判断する以外の選択肢が無い。(日本もそうだった)
単なる「有償見学ツアー」の名目を試験評価としているだけ。
ついでに言うなら、韓国は日本より後の交渉開始にも拘らず納品を日本とほぼ同時期とか無理筋を通した結果、アメリカの購入枠から対外有償軍事援助(FMS)で譲渡してもらう契約になっている。
この時点で、既にアメリカに「借り」を作っているのに、そこから更に価格や技術移転の譲歩を引き出せる筈も無い。
更に、枯れた4世代機の技術ならともかく、日米中露しか保有していないステルス関連技術をタダで手に入れられると考えられるお花畑も、ちょっと引くわ。
最初から韓国も金を出してるF15SEを選択していれば、F15SEに関しては韓国内でのライセンス生産も、技術移転だって認められたのに、それを蹴ったのは韓国自身だ。
F15SEって価格も性能も韓国の為にあるような機体だったし、現時点でF15E系列を装備している国で、F35は高い、という韓国にしか売れない機体なので、お蔵入りがほぼ確定してしまった。
まさに「韓国面に囚われた不運の迷機」と言えよう。