gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

いけさんフロムエル : 26,000冊の世界

すげー…羨ましい。
総数を把握しているのと、それだけの本を収納できる環境が。
自分の場合、実家暮らししていた頃は、自分1人の部屋と言う物を持った事が無く、常に多すぎる本を親に捨てられる危機と戦っていた為、兄弟で共用の本棚に入れておける一部の本を除けば、押入れの段ボールに入れて可能な限り目立たないようにしていた。
大学に進学して一人暮らしを始めてからは、一気にはっちゃけてしまったが、フルサイズの本棚2つ分なんて実家から引き上げた本であっさりと埋まり、やはり大部分は読んだら枕元に積んで、溜まったら段ボール行き。
就職して、自分の稼ぎで少し広めの部屋(2K)を借りるようになって、本棚4つに増えたが、当然のように足りず、やはり大部分は(ry。
そして前回、前々回の引っ越しでは時間や余裕が無かった事もあり、泣く泣く段ボール2ケタ分の本を処分して居る。
古本屋から出してもらった明細によると、前々回で約800冊、前回は2000冊ほど処分しており、今は同人誌を除いて3000冊くらい残っていると思われる。(上記にカウントされない雑誌もやはり1000冊以上処分した。正直、今でもニュータイプ20年分とか惜しいと思ってる)
なるべく電子書籍化もされないような再入手が難しいマイナーな本や版元倒産本を残すようにしているのだが、都市シリーズの初版一式とか、少しもったいなかったよなぁ…。

(前略)
90年代なら70〜80年代のコミックもそれなりに見られましたけど、2014年の現在ではあまり古いのはなかなか市場でも見かけませんからね。
(後略)

http://blog.livedoor.jp/ikesanfromfr/archives/8500156.html

これ、ブックオフのせい。ブックオフは古書価を刊行年で評価し、2年以上前の本は人気シリーズを除けばどんどん処分してしまっている。
受け皿となって居た、小さな古書店ブックオフによって潰されてしまい、やはり人気作を除けばどんどん市場から失われてしまい、レアな本はアマゾンで個人出品を探す方が早いと言う状況になってるから。
多分、個人収集家やせどりしている連中が居る今は市場があるけれど、20年以内にそうしたレアな書籍は国会図書館にしか無い、なんて状況になるんじゃないかな。
ついでに言うと、マイナー本ほど国会図書館に献本されて居ない例も多く、本気で消滅の危機ってパターンもある。
だからこそ、日本政府が漫画・小説専門の図書館を作って保護・保存すべきなんだけど…漫画図書館はあっさり世論によって潰されてしまったからなぁ。