gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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円安・米株安は緩和終了の「初期反応」 :豊島逸夫の金のつぶやき :金 :マネー :日本経済新聞

米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の終了を決めた29日の米市場の反応は、株・債券・円のトリプル安だった。しかし、これはあくまで初期反応とみるべきだ。円相場は1ドル=109円近くまで円安が進んだが、このまま110円まで突っ走る状況ではない。またダウ工業株30種平均も下げが続く可能性は薄い。
連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を精査してみよう。市場が最も注目したのは「労働市場の未活用」、つまり働きたいのに働けない人が多い状況についての表現だった。前回までの「significant(かなりの)」という強い言い回しから、「diminish(減少しつつある)」に置き換えられたのだ。イエレンFRB議長は雇用統計で労働参加率や賃金などの「質」にこだわる、とされてきたが、今回は素直に大筋改善を評価したといえる。
こうなると、早期利上げ説が市場では優勢となる。株式は利上げ警戒モードから当面脱することができず、外為では日米金利差からドルが買われ円は売られる展開になった。
しかし声明では、事実上のゼロ金利を「相当な期間」維持するとの表現が残った。事前予測ではこれが外されるとの見方が多かったため、市場には意外感が残る。この点を重視すれば、利上げはまだ先ということになる。
さらにインフレ率に関しても、微妙な表現ながら「市場のインフレ期待は若干下落」とディスインフレ傾向から脱しきれていないことを示唆している。これも早期利上げはしにくい、と読める。
市場では「今回の声明はタカ派的」という声が出ているが、「ハト派色が薄まった」程度とみるのが現実的だろう。このため初期反応では早期利上げの見方が重視されて株が売られ、ドルは買われ、円は売られた。だが時間の経過とともにゼロ金利ディスインフレが続くという冷静な見方が浸透していくだろう。
声明直後に円安に動いたのはプログラムによる取引の影響が大きく、いずれ円は買い戻されることになるだろう。量的緩和が終了し、市場の焦点が利上げにシフトする市場の底流を見れば中期的な円安傾向に変わりはない。しかし今回の声明による円安の動きは限定的とみられる。株式もとりあえずは売られたが、中期的には「労働市場の改善を、質にこだわっていたイエレン氏も公式に認めた」ことを素直に評価していくだろう。
今回のような大きなイベントの直後に、高頻度取引がまず反応するのはいつもの現象だ。しかしリアルマネーは、じっくり材料を点検して動くということを頭に入れておきたい。

http://www.nikkei.com/money/gold/toshimagold.aspx?g=DGXMZO7907396030102014000000

そーなのよ、基本的に現状、ドルが高くなる要素はあっても、円が高くなる要素は少なかったので、108円後半でドル転したのに、一気に円高に振れて涙目だった訳で。
ようやく、本来想定される為替に流れてきた感がある。
ぶっちゃけ、一気に数千円儲かった状態なんだけど、前のように急いで利確して損するのももったいないし、この記事が言及するように、もう一度引き戻しがあるとみて、さっさと利確して次に備えても良い。
うーーーーーーーん
欲張らずに、さっさと利確しよ。
10月頭に1ドル108.97円でドル転したドルが、1ドル110.84円で円になる事で、ちょっぴり儲かった。
現時点で、今年の運用益は1.5%を越えたので、普通預金に比べて75倍ほど利子が付いた事になる。
あとは、今回の動きの戻りを狙ってもう一度ドルに換えて、112円台を狙うべ。



その3時間後。
「1ドル111.30円で円になるンゴ。既に0.5円も損したンゴ、相変わらず我が相場観の無さが悲しいンゴ」