gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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沖縄県知事選 翁長氏が初当選 NHKニュース

アメリカ軍普天間基地の移設計画の賛否が最大の争点となった沖縄県知事選挙は16日に投票が行われ、計画に反対し、基地の国外や県外への移設を訴えた、前の那覇市長の翁長雄志氏が、自民党などが推薦する現職を破り、初めての当選を果たしました。
沖縄県知事選挙の開票結果です。
翁長雄志(無所属・新)当選、36万820票。
仲井真弘多(無所属・現)、26万1076票。
下地幹郎(無所属・新)、6万9447票。
喜納昌吉(無所属・新)、7821票。
無所属の新人で前の那覇市長の翁長氏が、3期目を目指した仲井真氏らを破り、初めての当選を果たしました。
翁長氏は那覇市出身の64歳。
那覇市議会議員や沖縄県議会議員などを経て、平成12年から那覇市長を務めてきました。
また、自民党沖縄県連の幹事長も務めました。
今回の沖縄県知事選挙は、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画の賛否が最大の争点になりました。
選挙戦で翁長氏は、共産党、生活の党、社民党地域政党沖縄社会大衆党に加えて、一部の保守系の地方議員からも支援を受け、去年の末に仲井真知事が行った辺野古の埋め立て承認の取り消しや撤回も視野に、知事の権限を使って、あらゆる手段で移設を止めると訴えました。
その結果、支援を受けた各党の支持層に加えて、支持政党を持たない無党派層など幅広く支持を集め、自民党と次世代の党が推薦する現職の仲井真氏らを破りました。
翁長氏は「アメリカ軍の74%の施設が沖縄に集中するなかで、美しい海を埋め立てて新しい基地をつくることに県民は嘆き悲しんでおり、『もう勘弁してください』という切実な思いが、今回の選挙にはあったと思う。普天間基地の国外県外移設、辺野古には新しい基地をつくらせないことなどを目標にしてきたので、しっかりと実行していくことに全力を尽くしていきたい」と述べました。
政府は、今回の選挙結果にかかわらず、移設計画を進める方針ですが、計画に反対する翁長氏の対応によっては、今後のスケジュールに影響が出ることも予想されます。
投票率は64.13%で、前回(4年前)の選挙に比べ、3.25ポイント高くなっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141117/t10013246631000.html

沖縄生まれ、沖縄育ち、そして沖縄の市議と県議の経験もある、生え抜きの沖縄人の癖に、アメリカ軍基地反対派って…馬鹿じゃねーの?
そんなのが当選する沖縄人の、現状認識にもあきれるしかない。
基地依存かつその対価として支払われている国からの莫大な補助金が無ければ、沖縄の経済力なんて東南アジアの島国以下しかない、と言う現実をとうとう理解できなかったのかと。
少し調べるだけで、沖縄県の歳入の半分が国からの補助金、税収入の1/3が米軍関連の取引に伴う小売からの税収で、観光と島内産業だけでは今の生活レベルは全く維持できない、と言う事は判る筈なんだけど…。
もちろん、戦略要地として様々な負担が押し付けられている現状に対する不満がある事は理解できる。
…しかし、国家間のパワーバランスが理由で発生している話であり、東京電力が「土地が安くて都心に近い」という経済的理由で福島に原発を建てたのとは訳が違う。
金を積めば解決するような話ではないのだ。
沖縄から基地が無くなる日が来るとするなら、日本を含む東南アジア全体が中共支配下に置かれ、第一列島線が「前線でなくなった時」であり、その時になって「沖縄にもっとアメリカの戦力があれば…」とか言われても後の祭りなんだけどねぇ…。