ゲームバランスに潜む魔物について:つー助教授の中の人のブロマガ - ブロマガ
自分は
「あれ強すぎてゲームつまんなくなってるよね」
と本気で思った事が無い*1ので、言いたいことは判るけど、共感は無いかなぁ。
自分はバランスブレイカーだろうと使ってゲームを進める派なので、使う事でストーリー上の分岐が発生しない限り、わざわざ「使わない」なんてことはしない。(なおイデオンは使いすぎると分岐がある)
そもそも、やりこんで適正攻略レベル以上まで育て上げてから、途中で経験値や資金稼ぎとかしないで一気にストーリーを楽しむプレイスタイルにとって、公式チートはチートを使う手間が省けるぐらいの感覚だし。
なお、「ハボリムwithペトロクラウド」も「剣聖シド」も「イデオン」も、普通に育てた自キャラが十分強くて*2、ストーリー進行で詰まる事は無かったし、マップごとにストーリー的な関連のあるキャラを優先して使う*3ので、結局は強制出撃以外ではほとんど使わなかったクチである。
ただし、引用された記事*4もまた、非常に興味深い話であり、十分に納得できる話ではある。
が、多分、「ゲームに求めている物が、人によっては違う」という前提の違いを忘れているのではないだろうか。
ある人にとってゲームは時間つぶしでしかなく、ぽちぽち出来れば満足。
ある人にとってゲームは最適戦略(戦術)を追及する知的遊戯であり、ゲームとしての完成度を求める。
ある人にとってゲームは高度な仮想現実体験であり、美しいグラフィックやリアルな物理演算を求める。
ある人にとってゲームは自分の手で視点移動する物語であり、シナリオと演出の優秀さを求める。
どれも本人にとっては正しく、しかし他者にとっては正解じゃない。
世の中には、現実に対する代償行為としてゲームの中で俺Ｔｕｅｅｅｅしたい人が居て、その為にリアル時間と資金をどれだけでも費やせる人が居る。
ゲームに求めるものが違う人にとっては、愚かしいとしか見えないものも、本人にとっては十分に「楽しめる」なら、問題無い訳で、最適戦略厨がバランスブレイカーを使って「作業ゲー、クソだわー」と言いたい気持ちは判るけど、そんなプレイスタイルを自ら選んでいる以上、最終的に最適戦略は全て「作業」へと収束するんだし、「自分で縛るとか、もにょる」というなら、バランスブレイカーを使う事が「あなたにとっての最適解」なんじゃねーの？としか。
