gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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なぜトルコは中国の地対空ミサイルを拒否したのか -Sputnik 日本-

(前略)
地対空ミサイルシステムの購入については2年あまりにわたり交渉が続けられていたが、トルコ政府は中国をはじめとする外国との交渉を停止し、入札競争を完全に無効化することを決めた。
(中略)
地域情勢の緊迫化を受け、トルコは地対空ミサイルの購入に関する交渉を活発化せざるを得なくなった。
(中略)
トルコは地域の抱える膨大な脅威の前で、孤独感を感じていた。そうなった理由の過半は、シリア危機に関しての、米国との深刻な立場の相違にあった。現在は、トルコと米国のあいだの緊張は、少しずつ解消されていっている。
(中略)
こうした状況こそが、トルコがもはや自国へのミサイル攻撃を可能な限り早く解決するべき最大級の問題であると考えなくなったことの一因かもしれない。
(中略)
今の状況では、一番堅実な道は、同じだけの資金を使って、自前の地対空ミサイルシステムを開発することだ、と。大方、それと並行して、トルコは、自分がほしいだけの容量で技術を供与してくれる国と交渉を続けるのだろう
(後略)

http://jp.sputniknews.com/politics/20151120/1195365.html

最近のトルコって、立場をわきまえない貪欲さが臭い感じ。
アルタイ戦車の韓国共同開発についても、韓国の気前が良い空手形に唆されて参加したものの、案の定失敗し、韓国からは肝心なパワーパックの無い戦車の設計図だけ渡され、自国生産開始。
日本がパワーパック共同開発…と言う名の技術支援を申し出れば、勝手にそれを売りさばく算段を付けていて白紙化、最終的にドイツから試作K2と同型のパワーパックを購入する事で解決したが、何と言うか、行動が意地汚い。
日本を除く普通の国は、虎の子の先端技術を無償供与なんてお人よしな事は絶対しないし、渡すにしても世代遅れの旧技術まで。
しかし、軍事分野は常に最先端の技術がしのぎを削る場所であり、世代遅れの旧技術から自力で最先端まで研磨していくのは、大変な努力と資金が必要になる。
その辺り、韓国と同様に、無ければパクればいい、パクれないなら安く買えば良い、みたいな思考が透けて見えて、破れ鍋に綴蓋という韓国とお似合いな国、という印象がある。
多分、この件も韓国と共同開発になってムダ金使うんじゃないかな。
国としては、親日なので、あんまり邪険にはしたくないんだけど…というか、同じ意地汚い国なら、親日な分、韓国よりトルコの方が圧倒的にマシなんだけど、トルコが日本の隣に無かったのは、日本にとっても、トルコにとっても、残念な事だね。