「車がないと地方では生活できない」は今後ガセネタになる。 – MORIAWASE

記事を読んだけど、この人が想像している「田舎」が、東京の郊外の様な駅周辺の地方都市を想定している時点で、「車がないと地方では生活できない」の意味を理解していないとしか。
そもそも、例に挙げられている「何かしらの公共交通機関」だが地方都市部ですら、
・電車…駅間距離が４〜５キロメートルとかなので、普段のアシとしては利用できない。
・バス…国道沿いの駅行ですら、１時間に２〜３本、しかも時間にルーズ。
・タクシー…道端で止めるとかムリゲー、基本的に迎車必須。しかも利用距離が長い。
という時点で、「利用出来る」のと「実際に使える」との間の乖離が理解されていない。
もちろん、時間が無限にあり、効率とかを一切考えないなら、田舎でも車無しで生活できるだろう。
しかし、その不便さたるや、都内で温く公共交通機関で縦横無尽に好き勝手移動できることに慣れきった都会人には、想像もできないだろう。
…そうね「３駅(バス停なら１０個)区間は全部徒歩移動。電車もバスも駅(バス停)到着から２０分以内は全部乗れない、コンビニは０．５ｋｍ以内は使用禁止、スーパーも１ｋｍ以内は使用禁止」縛りで都内で暮らしてみれば、多少は理解できるんではなかろうか。
ちなみに、この縛りは「地方都市」レベルであり、ガチで車が無いと買い物すら行けない「田舎の村」を想定する場合は、残念ながら上記縛り程度では生温すぎて、想定すら出来ない事を付記して置く。