gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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国連総会、次期事務総長にグテレス氏を任命 | ロイター | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

[国連 13日 ロイター] - 国連総会は13日、次期(第9代)事務総長に元ポルトガル首相のアントニオ・グテレス氏(67)を任命した。任期は2017年1月1日から5年間。2期を務めた潘基文事務総長は2016年末に退任する。グテレス氏は1995─2002年までポルトガル首相、2005年から昨年まで国連難民高等弁務官を歴任した。

http://toyokeizai.net/articles/-/140351

うーむ、Wikipediaから読み取れる略歴だけだと、人物像が判らんなぁ。
経歴的に、社会党出身で、難民に関する職務に携わり、実務的にも相当優秀だったらしいけれど、EUが難民問題で荒れる中、国連が更に難民保護を重視してしまうと、欧州を中心に国連に対する求心力が失われるリスクもある。
利権漁りだけやってれば良く。国連として何もしないのが仕事だった潘基文がようやく国連から居なくなる事は喜ばしいのだが、これから世界が再び戦争の時代へと向かい流されていく最中、国連が求心力を失ってしまえば、戦争はより早くに実現してしまうだろう。
とりあえず、ウクライナ問題と中国の南沙諸島埋め立て問題などに対するスタンスが出るまで、とりあえずは、様子見だろうなぁ。
もし、前者に関しては、国連として手を打たず、難民問題だけ押し付けて回るような低能なら、国連の終わりは近い。
後者に関して、常任理事国の顔色を伺い、中国に過度な配慮をするようなら、潘基文と大差ない、存在感の薄い国連になるだろう。