gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

「実質0円規制」緩和求めるソフトバンク、ドコモは抜け道封じを要望――総務省のフォローアップ会合 - ケータイ Watch

「競争が後退している、一部の規制緩和を」「規制の抜け道がある。塞ぐべきだ」――これらは、13日に総務省で開催された「モバイルサービスの提供条件・端末に関するフォローアップ会合」で携帯電話会社幹部から発せられた主張だ。
実質0円の廃止やライトユーザー向けの1GBプランなど、2016年に入ってから、さまざまな変化が訪れた日本の携帯電話市場。フォローアップ会合では、高市早苗総務大臣も出席して、大手携帯会社から意見をヒアリングした。
(中略)
ソフトバンクが「規制強化で競争が後退する」と訴える。
新規・MNP向けの割引やサービスを一律で規制されたことが影響しているというその主張は、たとえばソフトバンクが他社からユーザーを乗り換えさせようとしても、規制によって割引はできない。ところがドコモのようにシェアの大きな事業者では、ユーザーが機種変更したり家族で端末を複数台購入したりする場合の割引は規制の対象外ということで、最大手からユーザーを奪おうとしても、まず規制が邪魔をする格好、という主張だ。
(中略)
NTTドコモから挙がったのは、端末購入補助、つまり「実質0円」廃止のためのガイドラインでカバーされていない“規制の抜け道”で実質0円をうたうケースがある、というものだ。
ガイドラインでは端末購入が条件ではない回線販売の奨励金は対象外。端末と一緒に購入する新規契約やMNPでは、通信回線への割引という体裁で端末価格の割引に繋がるケースがあるという。実際にiPhone 6sなどの実質負担額が0円以下、つまりキャッシュバックになるほど割引が盛られているケースが散見されると報告し、ガイドラインで規制して抜け道を塞ぐべきと訴える。
(中略)
このほか、中古端末が新品に比べて、流通量が圧倒的に少ない現状を踏まえて、大手携帯会社がユーザーから下取りした端末を日本国内で流通させないよう、メーカー側から拘束する、といった行為は独禁法上、問題になるとした。
(後略)

http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1024775.html

iPhoneを実質0円とかMNPで安価に供給する事で回線数を稼いでいたソフトバンクとしては、実質0円規制は解除して欲しいし、auとソフトバンクに実質0円で客をガンガン奪われていたドコモとしては、自分だけ真面目に実質0円を止めて一人負けになる事だけは避けたいから、抜け道封じを要望する気持ちは判る。
あとは、端末の下取りは、白ロムを市場から減らすための布石だったのか。
頭いいなぁ。
…なんでその優秀な頭を、携帯乞食対策に使わなかったのかと…。