【将棋ソフト不正使用疑惑】羽生善治三冠「『灰色に近い』発言は事実」…妻の理恵さんのツイッターに投稿 「白黒の証明も難しい」とも - 産経ニュース
正味の話、スマホの将棋ソフトに負けるなら、プロ棋士の存在ってどうなのよ?
という気持ちはある。
今まで、こうした問題が発生しなかったのは、将棋ソフトはプロ棋士に全く敵わないから、という前提があって、それ故に対戦中にも棋士にはかなりの自由が認められていた。
しかし、プロを破る将棋ソフトの登場*1で、そうした前提が揺らいでいるのかもしれない。
何より、将棋ソフトは人間と違ってミスをしない。
プロが知恵を絞って決めた一手を打つ前に、将棋ソフトで「見落としが無いのか」というチェックをするだけでも、プロ同士の戦いにおいては有効であった可能性は高いと思う。
ならばいっそね、プロ同士の対戦で「将棋ソフトをサポートに使う場合、勝率はどのように変わるのか」という研究をしてしまえばいいのよ。
それに有意の差が出るようなら、改めて明文化して禁止すればいい。
逆に「サポート付ならすこぶる強くなる棋士」みたいな存在が見つかれば、サポートの有無を大会ごとに定めても良い訳で。
そうした「証拠」も無しに、疑惑だなんだと言ってると、将棋自体にネガティブなイメージが付きそう。
それは、誰にとっても不幸な事だと思うんだがなぁ。