英空軍タイフーン戦闘機、日本初飛来＝４機が日英共同訓練に参加：時事ドットコム

2016年10月22日
英空軍の戦闘機ユーロファイター・タイフーン４機が２２日、航空自衛隊三沢基地（青森県三沢市）に着陸した。同戦闘機が日本に飛来するのは初めて。あすから１１月上旬にかけて実施される日英共同訓練に参加する。
英空軍はタイフーン戦闘機を１３０機所有し、現在８０機が任務に就いている。タイフーン同様、日本が初めてとなる空中給油輸送機のボイジャーを伴い、英国からＵＡＥやインド、マレーシアを経由してきた。
空自が国内を拠点に、米国以外の国と共同訓練を行うのは過去にない。今回は、三沢基地所属のＦ２戦闘機と千歳基地所属のＦ１５戦闘機が参加し、三沢基地周辺の空域などで、空対空の戦闘や緊急発進技術向上の訓練を展開する。【時事ドットコム編集部撮影】

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真面目な話、椿事というか。
日英は軍事同盟関係に無く、日本はＮＡＴＯにも加盟している訳じゃなくて、アメリカ抜きで日英共同訓練って言うのは、非常に珍しい。
元々、戦闘機関係については、ＥＦ２０００の日本への輸出だけでなく、ＡＴＤ−Ｘの頃から日本の保有するステルス技術に強い関心を持っていた英仏は、日本への接近を計っていた所があり、英国がブレグジットを決定した後に、アメリカ抜きで日本との共同訓練と言う部分に、強い政治的な意図を感じなくもない。
少なくとも、ブレグジットの後、露骨に英国との関係強化に走った中国に対して、英国は中国だけと仲良くしている訳じゃないんだぜ、と首相会談でもなく、共同訓練という軍事色の強い交流を見せたわけで、訓練国はＵＡＥ、インド、マレーシア、日本、韓国。
…そう、中国は含まれておらず、中国から外交的に一定の距離がある国に集中している。
相変わらず、イギリスの７枚舌外交は半端ないぜ！！