gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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エロゲー界って名作のハードルが低すぎないか? -はてな匿名ダイアリー-

市場規模がイコール作品数に直結していて、作品数が多ければ多いほど競争が激しくなるという、当たり前の市場原理が理解できていない人が居るなんて、まさかいるとは思わなかったわ…。
アニメにしろ、漫画にしろ、上の方はミリオンがゴロゴロと転がっている世界に対して、エロゲーは複数プラットフォームあわせて、どんなに売れても50万本行かない世界。
言及されてるfateだって、ホロウと合わせて40万本ぐらいだった。
ついでに言えば、00年代ならともかく、完全に市場が崩壊した10年代に入っての話で論じたら、そりゃ、勝負になる筈も無い。
例えるなら、クラスで一番かわいい子投票と、アイドルオーディションを比べて、おらがクラスの女子はレベル低いよなぁ、と言うようなもん。
加えて言うなら、「ひぐらし」と「月姫」が、ゲームで一番重要なのは「シナリオ」であり、実はエロゲー会社とはシナリオライターの才能に寄生しているだけの搾取集団という現実を暴いちゃったからなぁ…。
お蔭で、エロゲライターで有能な連中(ウロブチとかヤマグチノボルとか丸戸とか…)はみんな表舞台(コンシューマー・アニメ・ライトノベル)の方に行っちゃったし、新しい才能も業界に入って来なくなった。(若い才能はなろうとかに流れた)
結果、最盛期である90年代後半から00年代後半にかけての「古典的名作」が、そのまま「業界の最高傑作」となってしまったのは、必然と言うか。
ちなみに、この流れはアニメも漫画も小説もご同様で、どの媒体も斜陽を迎えている。
このまま誰も何もしないなら、制作するのに大人数が必要なアニメが次に倒れるとして、次に制作コストが高い漫画、最後に小説はなろうみたないサイトで無償公開される有象無象の波に沈んでいくんじゃないかなぁ…。