gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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次世代ステルス戦闘機で日英共同研究へ|日テレNEWS24

防衛装備庁が次世代ステルス戦闘機での技術協力に向け、アメリカ以外の国で初めてイギリスとの共同研究に乗り出し、近く新たな覚書を交わすことが関係者の取材でわかった。
防衛装備庁では次世代の戦闘機を来年度までに国産か国際共同開発にするか判断することになっている。次世代戦闘機では、敵のレーダーに探知されにくいステルス性能が重要で、日本は国産ステルス機「X−2」を開発し、国内での技術力を高めてきた。
一方、イギリス軍は去年、国内で初めての共同訓練に飛来した戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」が主力だが、防衛省関係者によると、イギリス政府は日本の持つ高性能のレーダー技術に関心を寄せているという。
日本とイギリスの両政府は、ステルス戦闘機に求める性能や保有している技術について互いの情報を交換することなどを盛り込んだ覚書を今月16日にも署名し、今年秋までに共同開発に進めるかどうか判断したいとしている。

http://www.news24.jp/articles/2017/03/14/04356376.html

欧州で独自開発したのは第4.5世代機のユーロファイターで、次世代ステルス機はアメリカが開発したF35に依存している欧州英国が、日本のステルス技術とレーダー技術に強い関心を示していたのは、心神が発表された頃からの話で、第4次FXでユーロファイターが日本向けに格安&ライセンスの限定公開を含めて大盤振る舞いだったのも、日英共同開発でAAM開発するのも、無関係の話ではないと言われている。
ただまあ、フォースの英国面(British Side)を考えると、無難なのはやはり、アメリカとの共同開発なのよね…。
なお、韓国のKFXに限らず、中小国が独自にステルス機開発計画をぶち上げて、中には完成したと嘯く国もあるが、詳細不明でモックアップが疑われていたり、そもそも計画が計画のまま何の成果物も無い国が殆どで、日本のX2のように実際に実証機や試作機が飛んでいるのは、中露以外の国では皆無といって良い。
多分、インドが2019年の初飛行に向けて試作機を作っているというAMCA以外は、全滅するんじゃないかと思う。
一応、欧州でも極秘裏に次世代ステルス機が進められていると言う噂もあるけれど、巨額の開発予算を要する次世代機開発を、自由主義国で完全に秘匿するのは難しい事を考えると、かなりローレベルの技術検証段階なんじゃないかな。