米国の反ダンピング関税基準巡る係争、ＷＴＯが中国の上訴棄却 -msnマネー-

［ジュネーブ　１１日　ロイター］ - 世界貿易機構（ＷＴＯ）上級委員会は１１日、米国の反ダンピング（不当廉売）ルールを巡り、より厳しい判断を求めた中国の申し立てを棄却した。
ただ、昨年１０月にこの問題で中国の主張の大部分を認めたＷＴＯ紛争処理小委員会（パネル）の判断は支持した。
中国は２０１３年、米国の中国製品に対する反ダンピング関税の算出方法に問題があるとし、ＷＴＯに提訴。ＷＴＯパネルは昨年１０月、中国の主張の一部は退けたものの、大部分を認める判断を下した。
これに対して米国は上訴しなかったが、中国はより厳しい判断を求めて上級委員会に上訴していた。

http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%8F%8D%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0%E9%96%A2%E7%A8%8E%E5%9F%BA%E6%BA%96%E5%B7%A1%E3%82%8B%E4%BF%82%E4%BA%89%E3%80%81%EF%BD%97%EF%BD%94%EF%BD%8F%E3%81%8C%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%B8%8A%E8%A8%B4%E6%A3%84%E5%8D%B4/ar-BBB2feV

事務局長が中国人となり、台湾の世界保健機関(ＷＨＯ)総会への参加拒否に見られるように、中国人の国連機関への侵食と私物化は、かなり広範にわたっている状況*1で、世界貿易機関(ＷＴＯ)への提訴も、事務局次長が中国人なので、それなりの成算があっての事だったと思われる。
つーか、ここまで露骨に国連が私物化され、日本の発言力や国際地位が低下し続ける状況でも、真面目に国連分担金を支払い、国内政争に明け暮れて、やっても居ない国家犯罪をやったと公言して謝罪して金を払い、国威と国費と国益を損失し続けた日本の野党政治家たちを外患誘致罪を適用して死刑に出来ないのが不思議で仕方ない。

*1:国連工業開発機関(ＵＮＩＤＯ)、国際電気通信連合(ＩＴＵ)、国際民間航空機関(ＩＣＡＯ)の計４機関で局長が中国人。国際標準化機構(ＩＳＯ)の会長も中国人。国連教育科学文化機関(ＵＮＥＳＣＯ)の総会議長も中国人…とまあ、副長・次長まで入れると、殆どの国連機関に入り込んでいる