【イベントレポート】Intel、18コア/36スレッドに達した「Core i9-7980XE」を発表。新ソケットLGA2066導入 〜X299チップセットやオーバークロック向け保証も - PC Watch

Intelは30日(台湾時間)、開発コードネーム“Basin Fall”(ベイスンフォール)の開発コードネームで知られてきた「Core Xシリーズ・プロセッサ」、「Intel X299 チップセット」を発表した。
Skylake-X(スカイレイク・エックス)、Kaby Lake-X(ケイビーレイク・エックス)という2つのプロセッサから構成されるCore Xシリーズ・プロセッサは、最上位SKUのCore i9-7980XEで18コア/36スレッドというデータセンター向け製品も顔負けの仕様になっており、従来3/5/7の3つだったCoreプロセッサに、新しく9というセグメントが加わっていることも特徴と言える。
Intelはこの新しいCore Xシリーズ・プロセッサをハイエンドPC向けと位置づけており、ゲーミングPCやプロフェッショナル用デスクトップPC向けとして販売していく方針だ。
(後略)

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1062299.html

ＡＭＤがライバルとしてようやく動き出したので、Ｉｎｔｅｌも「省電力一本槍」から、「実はパワーも出せるのよ？」とばかりに、更なる上位セグメントを投入してきた。
やはり、独占状態ではなく、複数の会社が鎬を削る状態じゃないと、性能向上は停滞するよねー。
でもぶっちゃけ、これだけのコア数やチップ固有命令を使いこなせるソフトウェアの方は、どの程度なのかは、かなーり疑問。
ＡＭＤのＲｙｚｅｎも、ずっとＩｎｔｅｌチップに特化したソフト開発が続いていたお蔭で、ベンチマークアプリなどでも本来のポテンシャルを発揮できて居ないと言うし。
いきなりコア数を増やしてきたＩｎｔｅｌにも、すぐにソフトの側が追随できるかは、未知数に思える。
まあ、なんにせよ、Ｉｎｔｅｌも大人げなく叩き潰すのではなく、互いに切磋琢磨できる関係になると良いよね。