方向感覚 -はてな匿名ダイアリー-

人間に方角(磁気)を検知する器官は無いので、感覚的に方角を把握できる人は存在していない。
だから、太陽と時刻の関係から、直感的に大体の方角を出せるか、地理的に頭に地図が入ってて、自分の位置と照合して方角を弾き出せる人は普通に居る。
ただし、電車などの公共交通機関でしか移動しない人は、地理関係が点と点の繋がりになっている為、方角間隔は割と薄い傾向がある。
逆に、自転車で遠乗りするとか、車やバイクなど、自分で長距離を移動する人は、地理感覚と照合して、方角を把握している人が多いと思う。
…というか、１０年ぐらい昔は、割と古本屋を探して地図も無しでママチャリを延々片道１０桁キロメートル位は転がしていたが、どんなに知らない道を走り回っていても、常に帰る方角を把握してて、最悪はそっちに向かえば知ってる場所にたどり着くって感覚はあった。
今は、ほとんど自分の意思で道を選択して移動するって事は、徒歩でしか無くなっており、常にＧｏｏｇｌｅマップでナビゲーションしているから、方角を脳内で保持して置く感覚が無くなっている。
結局は、普段から、そういう感覚を意識しているかいないかの差で、カーナビを使わずに車を転がしていれば、嫌でも身に付く感覚だと思うよ。