gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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アルカイダがミャンマーに聖戦を宣言----ロヒンギャ迫害の報復で | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

<ISISの台頭で一時目立たなくなっていた9.11の首謀者アルカイダが動き出した。まずはイスラム教徒の少数民族ロヒンギャを迫害するミャンマーを攻撃して勢力拡大を狙う>
ミャンマー軍がイスラム少数民族ロヒンギャ武装勢力に対し大規模な報復攻撃を行い、混乱が広がるなか、9.11米同時多発テロで悪名を馳せた国際テロ組織アルカイダが、不穏な動きをみせている。イスラム教徒のロヒンギャを迫害したミャンマー政府は当然の報いを受けることになると、警告を発した。ロヒンギャ危機を口実に攻撃を仕掛け、勢力範囲を拡大しようというのだ。
ムスリムの同胞に対する残虐な処遇を......懲罰なしに看過するわけにはいかない。ミャンマー政府はムスリム同胞が味わった苦痛を味わうことになるだろう」――テロ組織のネット上での活動を監視する米SITE研究所によると、アルカイダは支持者にこう呼び掛けた。
テロ組織ISIS(自称イスラム国)がイラクとシリアで劣勢に追い込まれている今は、アルカイダにとっては勢力挽回のチャンス。新兵獲得も兼ねてロヒンギャ武装勢力への「軍事支援」を呼び掛けたとみられる。
(中略)
国連が9月初めに発表した推計によれば、8月末以降に隣国バングラデシュに避難したロヒンギャは5万8000人以上で、難民の多くは、軍の掃討作戦から逃れてきたと話している。
ミャンマーにいる約110万人のロヒンギャの大半は仏教徒が多数を占める西部ラカイン州に集中。彼らは市民権を付与されておらず、長年軍と治安部隊による迫害を訴えてきた。
ミャンマーの事実上の指導者で、ノーベル平和賞受賞者のアウンサンスーチー国家顧問兼外相は、ロヒンギャ問題への対応の鈍さで国際的に非難を浴びており、12日に開幕した国連総会への出席を直前になって取り止めた。
(中略)
ゼイド・ラアド・アル・フセイン国連人権高等弁務官は11日、ジュネーブで始まった国連人権理事会の冒頭演説で、ミャンマーで起きている事態は「民族浄化の教科書的な典型例」だと糾弾した。
(後略)

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/-----8.php

これがあるから、イスラームの集団は、世界中で嫌われる訳なんだけど…。
それはさておき、非暴力民主化運動で事実上の指導者になったアウンサンスーチーが、武力で民族浄化をしているって辺りが本当に皮肉。
昨今のノーベル平和賞受賞者は、核の無い平和な世界を標榜した癖に、シリアでアサド政権の化学兵器使用を事実上の黙認をして、イスイス団の跋扈を許したり、北朝鮮に対する制裁を緩めて核開発を進展させ、中国の南沙諸島等における無法行為を放置し、世界の不安定化に尽力したオバマ大統領とか、受賞基準を疑いたくなるような連中ばかりだね。