安倍首相：北朝鮮は不拡散体制の「最も確信的な破壊者」−国連演説 - Bloomberg

米ニューヨークを訪問している安倍晋三首相は20日、国連総会の一般討論演説で、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮によって核不拡散体制は「史上最も確信的な破壊者によって、深刻な打撃を受けようとしている」と非難した。
全ての核・ミサイル計画を放棄させるために必要な行動は「対話ではない、圧力」だと強調。日本は日米同盟、日米韓の結束によって北朝鮮の脅威に立ち向かい、「全ての選択肢はテーブルの上にある」とする米国の立場を「一貫して支持する」と改めて表明した。
国連総会では19日、トランプ米大統領も一般討論演説で、北朝鮮を名指しで批判し、核開発プログラムをめぐる対立が戦争にエスカレートした場合、同国は壊滅されることになると言明している。安倍首相は米国訪問から帰国する22日以降に衆院解散を最終決断する方針で、衆院選では情勢を巡る対応も争点になる。
北朝鮮は７月４、28両日に日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）内に落下したミサイルについて、いずれも大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）の発射に成功したと発表。８月29日、９月15日に発射した中距離ミサイルは北海道上空を通過し、太平洋に落下した。９月３日には６回目の核実験を実施した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-20/OWKPEZ6S972801

アメリカを力強く支える日本、と言う立場をこの上なく表明している点で、敵が多いトランプには、得難いパートナーとして受け取られ、日米関係は過去かつてない程に強固に結びつきを得ようとしている。
正直、鳩山がトラストミーとやらかして、日米関係が極度に冷却化した頃を思うと、たった８年でここまで日米間の信頼を回復させた成果だけでも、尋常ではない外交手腕であると確信できる。*1
オバマ辺りからすると、シリア問題で日本が即座に空爆を支持しなかった事を「裏切り」とか思ってそうだけど、ルーピーのボケで日米関係を冷却化してたまではともかく、自民が政権回復しても中国重視で日本を軽視していた癖に、都合の良い時だけイイ顔すんなとしか思えないし。
面白いのが、ＴＨＡＡＤ問題で中国の顔色を伺い過ぎて、折角前大統領のお陰で回復しつつあった米韓関係が更に冷却化し、この期に及んでも北朝鮮に資金援助しようなどと狂った対応を繰り返す北朝鮮の息が掛かった韓国大酋長のお陰で、本来なら北朝鮮は米韓を強く非難すべき立場なのに、なぜか日米を非難するとかおかしい状況になってる点。

*1:外務省は有害無能だけど