gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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【けもフレ】たつき監督解任騒動、製作委員会の公式声明発表後も残る謎 結局だれが何をしたのが問題なのか?

アニメ「けものフレンズ」のたつき監督がツイッター上で、同アニメの続編に関与しないことを発表してから2日。製作委員会は27日未明、本騒動について声明を発表したが、その内容に首を傾げる人や矛盾を指摘する声も多い。
(中略)
製作委員会の声明では、製作を担当していたヤオヨロズが「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用」をしたため、委員会側が「情報は事前に共有してほしい旨の正常化を図る申し入れ」をしたが、同社は拒否し、8月初めに「条件は受け入れられないので辞退したい」との申し出をしてきたと記載されている。
(中略)
8月に製作会社が辞退の申し入れをしたことが事実なら、なぜ今になってたつき監督が発表したのか、これまで監督には知らされていなかったのかなどの疑問が残る。
キャリコネニュースでは、ヤオヨロズとその関連会社で製作委員会にも入っているジャストプロ双方に、こうした疑問について取材を試みたが、両社とも担当者不在で、「明日以降いつ戻ってくるか分からない状況」との返答だった。
(中略)
騒動の発端となった9月25日のたつき監督の呟きでは、「ざっくりカドカワ原文ママ)さん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です」とKADOKAWAの関与を匂わせていた。同社も製作委員会に名を連ねている。ネットではここから、「KADOKAWA悪の親玉説」が流れ、一時は同社のウィキペディアが荒らされる事態にも発展した。
(中略)
しかし、同社の広報担当者はキャリコネニュースの取材に対し「KADOKAWA側から個別に連絡をしたわけではない」と、一部で広がる「KADOKAWAが監督を解任させた」という噂を否定した。同社として公式な場で発表する予定はないという。
(中略)
委員会は、製作会社やたつき監督と断交したとは明言していない。今後、決定が覆る可能性もゼロではないのかもしれないが、確率は高くないだろう。いずれにしても、関係各所が詳細な説明をしない限り、騒動が収まるのは当分先のことになりそうだ。

http://blogos.com/article/248725/

本当に昔からの話なんだけど、カドカワ絡みで発生したトラブルに於いて、どんなにカドカワ側に原因や問題があっても、カドカワは立場の弱い側に責任を押し付け、そして自分たちは絶対に悪くない、と言う立場を確保した上で、立場の弱い側を干す、と言う行動を一貫して行っている。
その際に、「念書」を強要して、「公的なカバーストーリー」以外の発言を禁じる事までやってのけるし、その上で、干して業界から追い出すまでがワンセットになってるまである。
それが理由で泣いた小説家や漫画家は、ネットで知る事が出来る酷い話なんか、氷山の一角でしかない、と思わせるほどに、闇が深い。
更に闇が深い事に、それで、ヒット作品や人気コンテンツが潰れたとしても、カドカワは一切気にしない。
スニーカー文庫が他のラノベレーベルにクソミソに負け続け、カドカワの業績もメディアミックス以外ではボロボロだった時期にですら、その態度は変わらなかった。
彼らは、また別の売れ筋をつかんで商売すれば良い、個々のコンテンツなんて、使い捨ての商売道具にすぎないのだから、と考えている。
実際、そうやって今なお、オタクコンテンツの巨人として君臨し続けている。
だから、賭けても良いけど、この騒動でどれだけファンが騒いでも、署名運動や不買運動に発展しようとも、「公式に悪いのはカドカワ以外」と発表された時点で、ファンの憎しみや憤りは肝心のカドカワ一点に向かわなくなり、圧力としては効果が無くなるし、カドカワは、このままごり押しして爆死ししたとしても、その責任は新監督と製作スタッフの問題だ、と切り捨てるだろう。
良くも悪くも、オタクコンテンツに継続的に膨大な金と作品を供給し続けるカドカワは、TV業界のジャニーズの様な立ち位置にある。
そして、彼らのトップは、ファンの事など、微塵も考えていないと言う点で、ジャニーズと等しい。
この構造が変わらない限り、カドカワの横暴が無くなる事は無いと思うよ。