gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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山積みにされた大きな袋。これらは全部、風力発電用の風車に衝突して死んだオジロワシ - Togetterまとめ

航空機のエンジンとは比較にならない程巨大な風車だし、普通に考えて鳥類の被害はあって然るべきだよね。
扇風機のような安全カバーを付けようが、羽根に当たって死ぬか、安全カバーに当たって死ぬかの違いだから、むしろ100%当たる安全カバーを付けない方が被害が小さいまである。
再エネは、自然からエネルギーを取り出す以上、自然に与える影響も大きいのが当たり前*1なんだけど、欧米の短絡志向な連中は、コストが下がった、CO2が出ない、なら再エネサイコーとか言い出して、きちんとリスク評価して慎重な国を馬鹿にするから始末に負えん。
ちなみに、地熱だって、熱溜まりにから熱を奪う仕組みだから、地震を誘発する可能性だってある。*2
実は再エネで一番環境負荷がマシなのが、ソーラーパネルを都市部に敷き詰める方法なんだよね。*3
元々都市で、自然が破壊された後だから、都市の構造にソーラーパネルが加わるだけだし。
いっそ、太陽光を受け易い平面を多用し、規格化した戸建て住宅やビル以外は新築不可にして、外壁にはソーラーパネル必須、発電した電気は量に応じて年末調整で還付、とか言う太陽光実験都市を作った方が良いんじゃないかと。
そーいや、アップルシードの人工都市オリュンポスは確か、ソーラー発電じゃなかったっけ?

*1:少し前に環境破壊の代名詞にまでなったダムによる水力発電なんかが判りやすい

*2:実際に高温岩体発電で有感地震を誘発した事例はあるが、被害が出るほど大きな地震を起こしたと言う記録は無い。ただし、日本で地震予知研究が頓挫したように、地下のエネルギー開発はカオスが強過ぎて、直接の原因にならなくても、誘発要因には十分なり得る。そもそも地熱発電は、ソーラー、原発に次いで3番目に若くて未開発の技術なのだ

*3:メガソーラーの様に僻地をソーラーパネルで埋めるのは、むしろ環境負荷が高い