gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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海上自衛隊の「空母」導入に手放しで賛同してよいのか | 文春オンライン

自分も、海自に「空母」の導入には、あんまり賛成ではない立場だが、きちんとニュースを見ていれば、アメリカの海兵隊を見本にした水陸両用部隊の創設を視野に入れて居るだけだと判る。
となれば、導入されるのは「強襲揚陸艦」であり、そっちなら、まあ仕方ないか、と思う。
日本が水陸両用部隊を持つ事に関して、アメリカは特に問題視しておらず、むしろオスプレイの売却を含めて、後押ししている節もあるぐらいだし。
ただまあ、記事で指摘している「海自の艦船が恒常的に定員以下の人員で運用されていること」については、確かに大きな問題だと思う。
…つーか、ずっと不思議に思っていたのだが、少子高齢化な上、船員は昔からなり手不足で、バブル期には人件費の問題から日本人船員がガンガン少なくなっていた訳で、簡単に補充できないんだから、徹底的な省力化に、早くから…遅くとも90年代には、進めるべきだった。
にも拘らず、00年代以降、今まで建造された護衛艦は、全て大型化と同時に必要人員数も比例して増え、DEX、コンパクト護衛艦などと呼称された30DDになってようやく小型化と省人化が要目に乗ったと言う泥縄っぷりである。
最近になって、第二次大戦での日本海軍のダメっぷりが再評価されているが、今の海自もクッソ保守脳がガチガチに組織を硬直化させているんじゃないかと言う疑惑が…。
正直、安価で、いざとなったら使い捨ても出来る、無人偵察機の導入なんて、中国より先に手を付けるべき案件だと思ったんだけど。