gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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「ブックオフの黄昏」かつて出版業界を恐れさせた勢いもなく、旗艦店も閉店に追い込まれ……記事に、「メルカリ、アマゾンの台頭」「足元見た買取価格」など感想ツイート - Togetter

今のアパートに引っ越す際に、泣く泣く大量の書籍を処分する事になったのだが、その時点でも、紙の書籍に対する世間の潮流として、電子書籍が台頭しつつあったし、ブックオフは基本無料引き取り、最新巻や人気作だけ多少の値段が付く、そして一定期間売れない本は裁断処分、と言う話を聞いて、遠くても古本専門店に売りに行ったワシとしては、ブックオフが坂を転がるように転落して行くなんて、当たり前だろうとしか思わなかったわ。
本好きが、マイナー本ほどに「裁断処分される」と判ってて売りに行くはずもないだろうが、と。
昔は、マイナー本とかプレミア本を発掘する楽しみもあったが、Amazonを利用したせどり業者モドキが大量発生するようになって、そうした楽しみも失われている。
何より、不景気の安い人件費と、不景気による断舎利が噛みあい、専門性を排除したマニュアル買取システムで業績拡大していった、典型的な不況ビジネスだもん。
メルカリとかAmazonとか個人間取引が活発になれば、専門性で特色を出せる古書店と違って、そのまま潜在顧客が取られて終わりって話だろう。