gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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トランプ大統領 「出生地主義」廃止の考え 憲法の否定にも | NHKニュース

アメリカのトランプ大統領は、アメリカで生まれれば外国人の子どもにも国籍が与えられる今の仕組みを、大統領令によって廃止する考えを示しました。不法移民などを念頭に置いた対策とみられますが、アメリカの憲法で規定されているいわゆる「出生地主義」の否定にもつながる考えとして議論を呼びそうです。
トランプ大統領は、アメリカのニュースサイト「アクシオス」のインタビューに答え、30日、その内容の一部が公開されました。
この中でトランプ大統領は「外国からやって来て子どもを産めば、子どもに国籍が与えられるなど、ばかげている。終わらせる必要がある」と述べ、アメリカで生まれれば外国人の子どもにもアメリカ国籍が与えられる今の制度に疑問を呈し、大統領令によってこれを廃止する考えを示しました。
そのうえでトランプ大統領は、実施に向けて手続きを進めていると明らかにしました。
アメリカでは憲法で「合衆国内で生まれた者は合衆国の市民である」と規定されていますが、トランプ大統領は「憲法改正の必要はない」との考えを示し、アクシオスは、対象となるのは外国人と不法移民だとしています。
公開されたインタビューで、トランプ大統領は狙いなど詳しいことは述べていませんが、投票まで1週間に迫ったアメリカの中間選挙では移民政策が大きな争点となっています。
大統領の発言は、不法移民などを念頭に置いた対策とみられますが、憲法で規定されている出生地主義の否定にもつながる考えとして議論を呼びそうです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181030/k10011692101000.html

元々「出生地主義」というシステム自体が、「植民地から独立する際に採択された仕組み」で、侵略者が土地をベースに国籍を主張し始めたのが大元にある。
だから、欧州による大規模な現地民の虐殺と共に入植し、土地を奪った強奪系植民地である、北米と南米に「出生地主義」の国が集中しているのは、そういう事。
逆に、アジアやアフリカなどの植民地は、現地住民を白人がトップとなり支配した経営系植民地であり、植民地が独立した際には、その場に居るのはほとんど原住民なので、わざわざ「出生地主義」なんて採用する必要が無かった訳である。
その意味で、アメリカが「出生地主義」を廃止すると、植民してネイティブアメリカンを虐殺して回って土地や資源を奪った白人の国籍根拠が揺らいでしまう訳である。
「真なるアメリカ人はネイティブアメリカンだけで、後から侵略してきた白人とかアフリカから連れてこられた黒人はアメリカ人に非ず」と言えてしまうから。
トランプは、そーいう意味合いは一切考えてないだろうけど。
とはいえ、「片親がアメリカ国籍を持つ」くらいの制限を付けるのは、妥当ではあると思うので、どの程度の「廃止」なのかは興味がある。