gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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「運転前に甘い物を」高齢者の低血糖、重大事故恐れ 85歳医師が自ら被験しデータ採取(徳島新聞) - Yahoo!ニュース

「運転前に甘い物を」高齢者の低血糖、重大事故恐れ 85歳医師が自ら被験しデータ採取(徳島新聞) - Yahoo!ニュース

高齢者はわずかな低血糖状態でも認知機能が低下し、重大な交通事故を起こす恐れのあることを指摘した論文が、日本糖尿病学会の英字誌(電子版)に掲載された。糖尿病研究歴60年の島健二・川島病院(徳島市北佐古一番町)名誉院長(85)が自らを被験者としてデータ採取した実験から分かったもので、「運転前にどら焼きなどを食べると防止できる」と呼び掛けている。
(中略)
運転適性は、信号に対する反応速度やハンドル操作技術などを総合して5段階で評価し、70歳以上の平均値と比べた。血糖値が90だったブドウ糖服用直前は上から2番目の「やや優れている」だったが、77に低下した5時間後には下から2番目の「運転に注意を要する」になった。だが、どら焼きを食べた30分後には血糖値が141に上がり、評価は最も上の「優れている」にアップした。
島氏は「今回の実験対象は私一人だけだが、多くの高齢者、特に75歳以上だと同様の傾向があるのではないか。重症低血糖症ではない血糖値70近辺でも認知機能は低下している可能性が大きい」と指摘する。
(中略)
高齢者の低血糖と認知機能の問題は世界的に未解決であるため、英語の論文にした。実験結果は、このほど徳島市で開かれた日本糖尿病学会の中国四国地方総会で、共同研究者である野間喜彦・徳島県医師会糖尿病対策班班長が発表した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-03299606-tokushimav-l36

これなー…。
高齢者でも自分に甘い、食事療法なんて知るかっていう大半の人達は、この手の問題とは無関係なんだけど、元々遵法精神が強く、自己を強く律するタイプの人で、「太るから食事は少なく」「甘いのは絶対ダメ」「塩分はもっとダメ」と、必要以上の節制をしてしまい、本来必要な栄養素が十分に取れていないのでは、と心配したくなる事例が稀によくある。
そういう人達は、疲れやすくなるから、運動しなくなり、出歩かなくなり、でも「健康になる為」に食事節制に邁進する。
多分、この話は、そういう話で、この事例が適用される人は、実際にはとても少ないと思うよ…。
そーいう事も、かかりつけ医に相談できて、かかりつけ医が良い人だと、上手く回避できるんだけど、自分の体の不具合を、医者に相談する事を「恥」だと思い詰めるタイプの人だと、難しいよね。