プラゥヴ クルイード

全クリー。
一応、ネタバレ。
ごめん。
つまんなかった。
総合、佳作ちょい下。
絵と音楽は十分良作だし、シナリオも取り立てて「ここが悪い」というような大きな欠点も無いんだけど、逆に「それだけ」でしかない。
賀茂六花＠木村あやか とアル＠成瀬未亜のメインルートなんだけど、期待しまくっていたせいもあるが、六花ルートのつまらなさは異常。
生徒会長になった主人公が、どんどん実力で自分の先を行っている事に不安になる、と言うのは判らなくも無いが、それは「恋人になる前」に済ませておく中イベントで済ませるような内容であり、本気で話を盛り上げたかったなら、主人公が忘れていたお守りの関係で進めるべきだったと思う。
で、気を取り直してアルルートへ進んだが、隠していた謎も実は全然大したことじゃないし、そっから先の話もなんというか…。
別に、六花ルートほどつまらなくも無いし、きちんと話を２段構成にしてメインルートとして盛り上げようとしているのは判るんだけど、なんというか盛り上がらない。
個々で見ると、日常パートも割と手堅く作られてるし、メインルートのシナリオもあらすじだけ抜粋すれば割と面白そうなんだけど、全体の評価として文章が「楽しくない」というのはいかがなものか。