gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

エアボーンレーザー、模擬弾道ミサイルを標的にした発射実験に成功 - Technobahn

【Technobahn 2008/12/3 13:32】ボーイングと米ミサイル防衛庁は1日、B747を改造した「YAL-1A」実機に搭載した空中発射型戦略レーザー「エアボーン・レーザー(Airborne Laser)」による弾道ミサイルに見立てた模擬弾を標的にしたレーザー発射実験に成功したことを発表した。
実験は地上に駐機状態の「YAL-1A」を使って実施され、「YAL-1A」の前部レーザー専用銃座に搭載されたレーザー照射装置を通して照射されたレーザービームは予定通りに弾道ミサイルに見立てた模擬弾にフォーカスすることに成功した。
今回の実験は「YAL-1A」が地上に駐機状態にある他は、米ミサイル防衛庁が構想しているブースト段階の弾道ミサイル迎撃の状況と近い環境で実施されたものとなる。実験を主導したボーイングでは「エアボーン・レーザー・ミサイル防衛システムの現実性を示す重要な成果」とした上で「9月に行われた実機を使ったレーザーの初発射実験に続いて、チームは2つ目の大きなマイルストーンを遂げることができました」と述べ、今回の成果を強調した。
ボーイングでは次段階として、目標に対するエアボーン・レーザーの遠距離照射実験を行うと述べている。
ミサイル防衛庁による戦略ミサイル防衛構想では、ブースト段階、ミッドコース段階、ターミナル段階の3段階で戦略ミサイルの迎撃を行うことが想定。この中、既にミッドコース段階の戦略ミサイル迎撃に関してはスタンダードミサイル(Standard Missile 3)を使ったイージスシステム(Aegis BMD)がほぼ完成。また、ターミナル段階に関しても地上発射型のパトリオットミサイル(Patriot Missile)やイージスシステムを使った迎撃実験が部分的成功を納めており、エアボーン・レーザーによるブースト段階の迎撃が成功すれば、各段階で部分的に迎撃失敗が起きたとしてもシステム全体では確実に弾道ミサイルの迎撃を可能とする戦略ミサイル防衛構想が完成することとなる。
飛行中の「YAL-1A」を使った飛行中の模擬弾道ミサイルに対するエアボーン・レーザー発射実験は来年中にも実施される予定だ。画像を拡大する

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200812031332

防御技術が向上すれば、当然攻撃技術も向上する。
ステルス核ミサイルって、当然のようにアメリカは保有しているはずで、そうした見えないミサイルを迎撃する技術は、対ステルス探査能力の向上が必要で、対ステルス探査能力が向上すると、さらに強力なステルス技術が開発される。
まさに、イタチごっこやなぁ。