gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

はてなダイアリーが更新できなくなったので、泣く泣くこちらに移行。使いづらいようなら、別なサービスへの引っ越しも検討する予定。元ダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/gayuu_fujina/

asahi.com:住民、子への影響懸念 八王子-マイタウン多摩

八王子市の住宅地近くに空気銃で模擬弾を撃ち合うサバイバルゲーム場設置計画が持ち上がり、「戦争を連想させ、子どもたちの心への影響が心配」と住民らが懸念している。開発許可の権限がある都では「過去に例が無く、今は法がどう適用されるか分からない」と困惑している。(岩城興)
サバイバルゲームは敵味方に分かれ、プラスチック製などの模擬弾(BB弾)を撃ち合う競技。迷彩服を着て遊ぶ人が多い。ゲーム場が計画されているのは市中心部から南東約5キロの中山地区で、山林の一部約1.6ヘクタール。愛好家でもある市内の元会社員の男性(33)が3月、運営会社を設立。地権者らから山林を借り、今夏の開設を目指している。周囲には北野台、絹ケ丘など計約5千世帯の大規模な住宅地が広がる。約300メートル南側には保育園や小中学校もある。
このため、3月上旬の初の説明会後、地元住民から「戦争ゲームに興じる大人の姿は子どもたちに悪影響」との声があがった。同月下旬には、住民や各学校長らでつくる青少年対策中山地区委員会が反対の署名活動を開始。1週間で約1万人の署名を集めた。9日に同市の黒須隆一市長に提出する。
運営会社の男性は「ここまで反発されるとは」と戸惑いつつ、ゲームを「あくまで陣地を取り合うスポーツ」と説明する。計画では、周囲に模擬弾が飛び出ないよう森林の内側に高さ3〜4メートルのネットを設置。外部から見えづらいよう配慮するという。使用するBB弾は、微生物に分解されるバイオ玉だけを許可。山が荒れないよう下草刈りなどをし、山菜採りなど地元開放も考えているという。男性は「河川敷などで無秩序に競技する人も多い。一般にゲーム場に来る人のマナーはよく、こちらもきちんと管理したい」と理解を求める。
しかし同委員会会長の篠原由紀子さん(55)は「ゲーム自体を否定はしない。しかし付近は通学路や園児の散歩コースにもなっており、ゲーム場が出来て住環境が良くなることはない」と指摘。「なぜ文教地区の隣でやらなくてはいけないのか」と話す。
都などによると、計画地は「市街化調整区域」にあたり、原則として建物設置や土地造成など開発行為が制限される。ただしゲーム場は自然の中でエアガンを楽しむので、山林自体は残る。ネットを張ることにも問題はないという。運営会社と開発の事前協議をしている市開発指導課は「まだ情報収集の段階。事業計画を詳しく検討していきたい」と話している。

http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000904090002

アカヒ新聞には、サバイバルゲームすら軍靴の音に聞こえるんだろうなぁ…。
なんとも偏った印象操作が感じられる記事だ。

「戦争ゲームに興じる大人の姿は子どもたちに悪影響」

http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000904090002

…風が吹けば、桶屋が儲かる理論にしても、具体性に欠けるよなぁ…。
平日の朝っぱらから良い大人達がパチンコ屋の前で行列している方が、よっぽど子供に悪影響があると思うけど。(ねーままーあのひとたち大人なのになんではたらかないであそんでるの?…と言う意味で)

同委員会会長の篠原由紀子さん(55)は「ゲーム自体を否定はしない。しかし付近は通学路や園児の散歩コースにもなっており、ゲーム場が出来て住環境が良くなることはない」と指摘。

http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000904090002

これまた根拠不明。
未管理の山林は、視界が悪く人気が少ない為、犯罪の現場になりやすい。
そんな場所が「通学路や園児の散歩コース」である事は危険に感じないのだろうか。
ゲーム場となり、管理者がいるようになれば、それだけで犯罪抑止効果がある。
むしろ、治安の観点から見てよくなるはずなんだけど…。
マナーの悪いプレーヤーが迷彩服で歩き回って不審だとか、ゲーム場外でエアガンを撃った等の、設置後の問題が発生したならともかく、設置計画の段階でゴタゴタしているのは、単にプロ市民が僅かでもゴネ得狙ってるだけちゃうんかと。
まあ、理解が得られにくい趣味だけに、地域住民といらぬ軋轢を抱えるのも馬鹿らしいから、設置計画自体が程なく立ち消えるんじゃないかなぁ。
駅前にパチンコ屋があるより、よっぽど「健全」だと思うんだけど。