日本援助の中国鉄鋼会社が製造 空母の特殊鋼 - 47NEWS（よんななニュース）

【香港１９日共同】カナダの軍事専門誌「漢和防務評論」最新号は、建造開始間近と伝えられる中国の国産航空母艦に、かつて日本が資金・技術面で援助し、設立された鉄鋼会社「宝山鋼鉄」（上海市）の製造した特殊鋼が主に使われると報じた。
中国初の国産空母は上海の長興造船所で製造されるとみられており、同誌は、同造船所が選ばれた大きな理由は、宝山鋼鉄が製造した高強度の特殊鋼を調達しやすいことだと指摘している。
宝山鋼鉄は１９７８年に日中平和友好条約が締結された後の経済協力の象徴的な事業として設立。日本側は政府開発援助で支援し、技術面では新日本製鉄が協力した。現在は中国屈指の鉄鋼メーカーとして知られ、軍用船舶の鋼材の多くを提供している。
空母建造で使われる鋼材は通常の艦船以上の強度を求められ、特に甲板の鋼材は艦載機のエンジン噴射に対応できる耐熱性が不可欠とされる。４万トン規模の中型空母を建造する場合には約２万トンの特殊鋼が必要で、特殊鋼の確保が空母建造の技術的なポイントとなっている。
同誌は、中国では宝山鋼鉄が２００５年から新技術を導入し、既に空母で使える高強度の鋼材を国内生産するレベルに到達したと分析。

http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009071901000323.html

日中平和友好条約の象徴が、日本を侵略する為の空母の材料を生産するってんだから、中国共産党は笑いが止まらないだろうな。
しかも、この状況でも、終了したＯＤＡの代わりにアジア開発銀行経由で日本からの無償援助とかが毎年1700億円以上流れてるってんだから、自民党に嫌気が差して政権交代を望むという気持ちは痛いほど判る。
次期政権が今の自民党より売国奴の集合体であるという悲しい現実が無ければ…。
それはさておき。
中国のように防空技術の劣った国にとって、日本のような技術先進国相手に空母を差し向けるというのは、実は単なる資源の無駄遣い、と言う説がある。
アメリカのように空母を守る為に開発したイージスシステムのような各兵器間で高度に情報連携した迎撃体制を整えているならともかく、旧時代的な護衛艦隊＋空母という構成では、高性能な対艦ミサイルの前には空母は単なるデカイ的に過ぎなかったりするからだ。
とりあえず、中国がどうしようもなく日本の脅威になるとしたら、下朝鮮を支配して、陸上機で日本を攻撃できるようになってからだろうなぁ。
問題は、中国が本気になり、アメリカが非介入なら、南北朝鮮を２ヶ月で平定できるだろう事くらいか。