gayuu_fujinaの愚草記 (別館→本館)

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東京新聞:事業仕分け初の満額 児童劇巡回事業 :政治(TOKYO Web)

行政刷新会議事業仕分けで十六日、初めて「概算要求通り」の判定が下された。厚生労働省が金額を明記しない「事項要求」で継続を求めた優良児童劇巡回事業で、本年度当初予算額は二億一千七百万円だった。
厚労省所管の財団法人「児童健全育成推進財団」に委託し、児童劇や映画を全国の児童館などで公演・上演している。
財務省が「文化庁の事業と重複している」と指摘したのに対し、厚労省は「文化庁交響楽団や能を扱う。児童劇は子どもが主体的にかかわる」と反論。一部の民間仕分け人からも「優良な児童劇や映画に触れる機会をつくるのは重要だ」と削減に慎重な意見が出た。
仕分け人十二人のうち六人は見直しを求めたが、取りまとめ役の菊田真紀子衆院議員が「子どもたちに直接、夢と希望を与える事業は大切にすべきだ」と異例の政治判断を下した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009111702000088.html

別に、この事例を以ってスパコンやら研究費削減をあげつらう気は無い。
何故なら、この「事業仕分け」という民主党プロデュースの劇場型パフォーマンスで、「仕分けは公平にやってます、削減ありきのデキレースじゃありませんよ」というポーズを見せるために、削減してもタカが知れている額だし、最初から残す事が決まっていたというだけだろうし。
強いて言うなら、「子供達に夢や希望は残しても、現実に生きていく未来の糧」は残さないんですね、と言うくらいか。